地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 4887 '20 7/7
①『本日の地震6回』
7日22時29分 長野県 M3.3 震度2
7日14時13分 青森県 M3.2
7日13時49分 茨城県沖 M3.7
7日09時04分 岐阜県 M3.0
7日03時20分 鳥島近海 M5.5(最大)
7日02時15分 岐阜県 M2.3
6 22:17 4.4M 択捉島南東沖(信号機さん)
7日の月齢は15.8、8日の月齢は16.8。
②『昨日の電離圏嵐』
日本上空のTECは、6日、高緯度地域で低かった。●●●●●。
③『結果』
6日 22:17 4.4M 択捉島南東沖(信号機さん)
7日14時13分 青森県 M3.2
予想より小さかった。120時間は警戒しなければならない。
④『Nictイオノ』
赤48、減少。(稚内-20、国分寺ー22、山川-0、沖縄ー6)
山川はブロッキングか、前回と同様なイベント注意。
未精査。
⑤『桜島火山に関する情報(第68号、6日福岡管区気象台・鹿児島地方気象台)』
1.火山活動の状況
桜島では、6月26日から島内に設置している傾斜計及び伸縮計で、山体膨張を示す僅かな地殻変動が観測されていますが、6月30日から概ね停滞しています。
この山体膨張が一度に解消されるような噴火が発生すると、多量の噴煙を伴った噴火や爆発規模の大きな噴火が発生する可能性があり今後の情報に留意してください。
桜島では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が長期的に多い状態であることや、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部へのマグマ供給が継続していることから、今後も噴火活動が継続する可能性があります。
火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。
火山性地震 火山性微動
7月 3日 4回 6回 計10回
4日 5回 8回 計13回
5日 0回 0回 計0回
6日15時迄 2回 0回 計2回
⑥『参考』
●山川イオノのみ「赤」は0(ブロッキング)これは珍しい。
●5日の火山性地震は0回そして、火山性微動も0回、爆発0回無し。これは珍しい。
●6日(15時迄)火山性地震は減少して2回のみ。
火山性微動はなんと0回である。爆発は0回で無し。
何故おとなしい。
嵐の前の静かさ???
飛躍の為の縮小か??
⑦『南海トラフ地震情報(気象庁地震火山部(7日)』
本日、開催した第33回南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会等で評価した、地殻活動の調査結果は以下。
現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震発生の可能性が平常時(注)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。
(注)南海トラフ沿いの大規模地震(M8から9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態です。
1.地震の観測状況
(顕著な地震活動に関係する現象)
南海トラフ周辺では、特に目立った地震活動はありませんでした。
(ゆっくり滑りに関係する現象)
プレート境界付近を震源とする深部低周波地震のうち、主なものは以下のとおりです。
(1)四国西部:6月4日から6月6日
(2)東海:6月29日から継続中
2.地殻変動の観測状況
(ゆっくり滑りに関係する現象)
上記(1)、(2)の深部低周波地震とほぼ同期して、周辺に設置されている歪計で僅かな地殻変動を観測しました。周辺の傾斜データでも、僅かな変化が見られています。
GNSS観測によると、2019年春頃から四国中部でそれまでの傾向とは異なる地殻変動が観測されています。
又、2019年春頃から紀伊半島西部・四国東部で観測されていた、それまでの傾向とは異なる地殻変動は、収束したとみられます。
更に、2019年中頃から志摩半島で観測されているそれまでの傾向とは異なる僅かな地殻変動は、最近は鈍化しているように見えます。
(長期的な地殻変動)
GNSS観測等によると、御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺では長期的な沈降傾向が継続しています。
3.地殻活動の評価
(ゆっくり滑りに関係する現象)
上記(1)、(2)の深部低周波地震と地殻変動は、想定震源域のプレート境界深部において発生した短期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。
2019年春頃からの四国中部の地殻変動、2019年春頃からの紀伊半島西部・四国東部の地殻変動及び2019年中頃からの志摩半島での地殻変動は、それぞれ四国中部周辺、紀伊水道周辺及び志摩半島周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。
このうち、紀伊水道周辺の長期的ゆっくり滑りは、すでに停止していると考えられます。又、志摩半島周辺の長期的ゆっくり滑りは、最近は鈍化しています。
略。
(長期的な地殻変動)
略。
上記結果を総合的に判断すると、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すようなデータは得られておらず、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。
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