地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 4725  ’20 1/4


①『本日の地震3回』

4日13時35分 茨城県 M3.1 震度2

4日07時50分 宮城県沖 M3.6   

4日03時28分 熊本県 M1.7


②『一昨日より19個も減少』

果たして、地震回数と規模は下がるか??

ズバリイオノの赤数に比例している。

本日は小地震が3回のみ(茨城県 M3.1、 宮城県沖 M3.6、   

熊本県 M1.7)

なんと正確にイオノは地震回数と規模を指し示してくれたのである。


③『ところがやばいことに』

本日のイオノ』は赤28個。急増。

未精査。


④『沖縄イオノ』

昼に自動で17.9MHZとあるが、手動で見るとなんと30MHZを軽くオーバーしていた。定パターンの●5~6とみた。


⑤『篠原情報(1/ 4)』

太陽風が平均的な速度に上がっています。2755は見えています。

目立つ活動はなく、太陽は穏やかです。

昨日から太陽風速度が少しずつ上がり、400kmと平均的な速さに戻っています。

磁場強度は、速度が上がり始める頃に、一時的に10nTに強まりましたが、現在は5nTと平均的な値です。

太陽風磁場の南北成分は、-5nT程度の南向きの変化が頻繁に発生しています。

磁気圏の活動も少し高まって、AE指数は、750nTの中規模の変化が1回と、200nTの小さい変化が前後に続いています。

太陽風の磁場強度は下がってきましたが、南向きの変化は続いているので、磁気圏の活動もある程度高まった状態になるかもしれません。


⑥『その後のNASAによるパーカー・ソーラー・プローブ観測レポ』

米探査機、パーカー・ソーラー・プローブから、太陽活動の謎を解き明かす最新データが届きました。


太陽に最接近

パーカー・ソーラー・プローブは、今までのどの探査機よりも太陽に接近することで太陽の表層構造を解き明かそうとしている。

NASAによれば、激烈に熱された環境に突っ込んでいくパーカー・ソーラー・プローブには、厚さ11.43cmのカーボン製の耐熱シールドが装備されており、摂氏1,337度まで耐えられる。

今後、金星スイングバイを複数回行なって太陽に近づき、最終的には太陽の表面から約590万kmにまで迫る予定。

もうすでに3回も太陽に接近しており、そのうち2018年11月の1回目、そして2019年4月の2回目に集められたデータの分析結果が、今月の『Nature』誌に掲載された。


太陽の謎

太陽にはいまだ多くの謎が残されています。

そのひとつが「温度」。太陽は核融合反応が起きている中心核が一番熱く、放射層・対流層・光球・彩層・コロナの順に外側へ向かっていくほど温度が低くなっていくはず…なのに、なぜか最後の三つの層で逆転します。光球よりも彩層、そして彩層よりもコロナのほうが温度が高いと考えられています。

又、コロナから超音速で放出されている電子や陽イオンのことを「太陽風」と呼びますが、これが発生するメカニズムも解明されていません。

パーカー・ソーラー・プローブには、画像装置の他に粒子・電磁場・プラズマ観測装置が積まれており、太陽のコロナに入って至近距離から観測することで、今まで地球からは見えなかった太陽の姿を浮き彫りにできると期待されています。

太陽風の複雑なゆらぎ

これまでの観測結果でもっとも意表を突いたのは、太陽風の複雑な動きでした。

太陽風がコロナに空いた穴(コロナホール)から飛び出して地球に到達するころには、きれいな直線を描いています。ところが、コロナを飛び出したばかりの太陽風の動きは直線ではなく、複雑なジグザグ模様を描いていることがわかりました。

これは磁場の逆転によるものだそうで、ある11日間の観測期間中には1,000回以上も観測されたそうです。太陽周辺では頻繁に起こっている現象のようで、新たに「スイッチバック」と名づけられました。

更に、太陽風の粒子の動きを観測したところ、スイッチバックが起きている際は粒子が加速していることも判明。太陽風は、太陽からきれいな放射線を描いているというよりは、スイッチバックにより高速にゆらぎながら複雑な模様を描き出しているのです。

なぜスイッチバックが起こるのかは、まだ解明されていません(既報、旧号)。続く。

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