地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 4696 ’19 12/6


①『本日の地震2回』

6日20時57分 茨城県 M3.3 震度2

6日14時39分 福島県 M3.7 震度2


②『再掲、M情報』

M情報の約1週間以内の火山活動等の警報は「隣々々県、1週間以内の火山…」と出ていた。

26日、東・南が大きく変化、数度ゼロになった。あまり前例のない驚くべき変化で合歓が同期して約60μAに跳ね上がった。

地電流は隣々々県まで、約1週間以内のイベント(地震・火山)だが、合歓前兆は。12月末迄は要警戒となる。


③『西之島、火山情報 第2号(6日19時30分 気象庁地震火山部)』

海保、6日13時頃の観測によると、西之島の噴火が確認された。

噴火に伴い、山頂火口からは、断続的に薄い灰色の噴煙及び噴石が約200mまで上がり、火砕丘の東側の火口からは、断続的に噴煙や噴石が噴出、溶岩流が海岸から約200mの地点まで到達しているのを確認。 

山頂火口から概ね1.5kmの範囲では弾道を描いて飛散する大噴石や溶岩流に警戒。


④『今日は19:30から75分間の南海トラフ大地震だった』

あなたの町のリスクは地域ごとの被害他だった。


⑤『75年前の揺れは… 昭和東南海地震を名古屋大が再評価 (朝日新聞12/6 18:37)

75年前の1944(昭和19)年12月7日の昭和東南海地震の各地の震度分布を、名古屋大のチームが整理した。

揺れが大きかった地域は(今後の大地震への)注意が必要だ」としている。震度7相当の地域があると推定されてきたが、愛知県の西尾市、静岡県の菊川市と袋井市の3カ所で「震度7」だったという。

いずれも河川がある地域で、泥質の軟らかい堆積物の積み重なりで揺れが大きくなったと考えられ、埋立地のある名古屋市の南区や港区でも震度6弱程度の揺れがあったという。

当時は戦時中で、地震の情報は広く伝えられなかった 略。


⑥『南海トラフ地震関連解説情報』

本日(6日)評価した、地殻活動の調査結果は以下。

現在のところ、大規模地震発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。


1.顕著な地震活動に関係する現象

11月22日18時05分に日向灘の深さ24kmを震源とするM5.2の地震が発生しました。この地震は、発震機構が西北西・東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生しました。

(ゆっくり滑りに関係する現象)

プレート境界付近を震源とする深部低周波地震のうち、主なものは以下。

(1)四国西部:11月8日から14日

(2)四国中部:11月10日から15日

(3)紀伊半島北部から東海:11月10日から20日


2.ゆっくり滑りに関係する現象

上記(1)から(3)の深部低周波地震とほぼ同期して、周辺に設置されている複数の歪計で僅かな地殻変動を観測しました。また、周辺の傾斜データ及びGNSS観測でも、僅かな変化が見られています。

2018年春頃から九州北部のGNSS観測で観測されていた、それまでの傾向とは異なる地殻変動は、2019年秋頃にはほぼ収まったように見えます。又、2018年秋頃から四国西部のGNSS観測及び歪観測で観測されている、それまでの傾向とは異なる地殻変動は、2019年6月頃から停滞しているように見えます。

長期的な地殻変動

GNSS観測等によると、御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺では長期的な沈降傾向が継続しています。


3地殻活動の評価

(顕著な地震活動に関係する現象)

11月22日に発生した日向灘の地震は、その規模等から南海トラフ沿いのプレート間の固着状態の特段の変化を示す現象ではないと考えられます。

(ゆっくり滑りに関係する現象)

上記(1~3)の深部低周波地震と地殻変動は、想定震源域のプレート境界深部において発生した短期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。

2018年春頃からの九州北部の地殻変動及び2018年秋頃からの四国西部の地殻変動は、日向灘北部及び豊後水道周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。この長期的ゆっくり滑りは、日向灘北部では2019年秋頃にはほぼ収まり、豊後水道周辺では2019年6月頃から停滞しているように見えます。

これらの深部低周波地震、短期的ゆっくり滑り、及び長期的ゆっくり滑りは、それぞれ、従来からも繰り返し観測されてきた現象です。


長期的な地殻変動

御前崎周辺等の長期的な沈降傾向はフィリピン海プレートの沈み込みに伴うもので大きな変化はなく、総合的に判断すると、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すようなデータは得られておらず、南海トラフ大地震発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。


⑦本日のイオノ』

赤11個。南多い。

未精査。


⑧『プロトン、電子】

静穏レベル


⑨『TEC』

日本上空のTECは、6日の未明に高緯度地域で低い●●●●。


⑩『大発見(NASA)』

太陽風は「スイッチバック」で加速していた! 接近中のNASA探査機が新発見(12月5日 11時20分)。

昨年夏に打ち上げられたNASA(米航空宇宙局)の太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」は現在、太陽に最も近づいた人工物として記録を更新中だ。

これまでの観測により、太陽から噴き出すコロナガス(太陽風)が、磁場の影響を受けて「スイッチバック」と呼ばれる方向転換していた事実をつきとめた。

太陽コロナと太陽風

太陽風には謎が多い。地球周辺に到達するとISSの宇宙飛行士の安全を脅かしたり、人工衛星に損傷を与える可能性がある。

スイッチバックというと、ポイントを切り替える為にZ型に建設された鉄道路線を思い浮かべる人が多いと思うが、太陽を取り囲むコロナから流れ出す高エネのコロナガスも、放射する途中で曲がっていたことを突き止めたというのが今回の発見だ。

NASAが昨年8月に打ち上げた探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」は、7年かけて太陽から約600万キロ上空まで接近し、太陽コロナや太陽風の謎を解明するミッションを計画している。

今月4日に科学誌『ネイチャー』に掲載された4本の論文では、これまでの探査で突き止められた太陽に関する事実が紹介されており、その1つが冒頭の「スイッチバック」だ。

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