地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 4648 '19 10/18
①『本日の地震4回』
18日12時46分 宮古島近海 M3.3
18日11時31分 苫小牧沖 M2.5
18日06時12分 釧路地方 M2.4 震度2
18日04時51分 胆振地方 M3.9
MKNA情報なし。
最大を付ける地震もなし。
②『本日のイオノ』
赤15個。
やや増。未精査。
③『再掲、スパコンのレベルアップ』
欲を言えば世界一の性能をずっと維持して欲しい。
略。
④『スパコン話について(金曜さん(10月18日)』
ご教示感謝します。勉強になりました。
頭が単純なので、手持ちのパソコンで簡単に考えていました。
ノロノロコアI3、サクサクi5、ビユーンの i7、次世代のアット驚く為五郎の i10 しか考えていませんでした。
この上の上がスパコンだと思っていました。
⑤『スパコン話』
スパコンの話題が続きましたが、僭越ながら、若干認識違いと思える内容が見受けられましたので・・・
気象庁の台風19号の進路予測が如何にも、嘗て「事業仕分」「2位じゃダメ」で話題になった「京」のおかげのような内容に読取れました。
気象庁の最新スパコンは、2018年稼働で、米Cray社製スパコンを日立が設置した(プロデュースした)ものに対し、「京」は富士通製と、全く別物で、技術的にも互換性はないと思われます。
ピーク性能的には、京が稼働した頃(2011年)より時が経っている事もありますが、気象庁スパコンは1.8倍だそうです。
当時の世界一位も1年と経たずに他国のスパコンに抜かれまてしまいました。(計測方法には各種ありますが)
その費用は京は設置費だけで1100億円、年80億円の運営費その後、改修も行われていますので更に多くの費用がかかっているとされますが、気象庁スパコンは設置費含め、5年間の総費用は100億円とゼロが一個少なく、段違いに安いです。
しかし、こちらが世間一般の費用で、現在の世界一位のスパコン=米国立エネルギー研究所に設置、性能は京の20倍以上、でも300億円代だそうです。
因みに現代のスパコンとは、主に汎用部品を組合せて作られた「1台の高性能コンピューター」を数台~数千台をネットワークで接続し、組合せた作りとなっています。
いうまでもなく、公的な機関だけでなく、企業にも導入されており、数は多く、性能、種類も様々です。
⑥『続、スパコン話』
1台のコンピューターは、多くが汎用部品(例えば計算装置=脳に当たる部分=PCでお馴染みのインテルやAMD、スマホで使われるARM、動画等でも使われる大容量データの計算が高速なnVIDIA等の組合せ)で作られていますので、個人でも購入可能です。
結果、多額の費用をかけ=数多く組合わせれ性能は比例して上がり、「世界一位」となれる時代なのです。
京では、CPUを富士通が内製(と言っても基本は米メーカーのライセンス品)しましたが、既に世界の潮流とは離れたモノでした。
京の次世代スパコンも富士通が担当するそうですが、内製は止め、ARM系を海外に製造委託した製品に切替えるそうです。
(この点においても国産して技術を継承するはずが立消え)こうした傾向は事業仕分け以前から問題視されており、当初は京の計画に名を連ねていたNECや日立は方向性の違いから事業仕分け前に撤退してしまい、技術面、費用面、「一私企業」しか参加しないのに「国産」とは如何に?という問題が発生しており、当時「スパコンの専門家、開発者」も公共事業としては不要、又は縮小と判断した結果、仕訳議論の対象となったのです。
ですので、「世界一位」に何の意味があるのか?というのは、何の間違いもない指摘だったのです。←この部分のみ、あくまで個人の感想ですが。
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