地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 4637 '19 10/7


①『本日の地震4回』

7日16時25分 浦河沖 M4.0 震度2

7日08時02分 伊予灘 M4.3 震度3(最大)

7日07時59分 福島県 M2.4 震度2

7日03時00分 宮城県沖 M3.9


②『本日のイオノ』

赤8個。

未精査。


③『南海トラフ地震関連情報(10月7日気象庁)』

本日(10月7日)の評価検討会等で評価した、南海トラフ周辺の地殻活動の調査結果は以下のとおり。

現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時(注)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。

(注)南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態です。

1.地震の観測状況

(顕著な地震活動に関係する現象)

南海トラフ周辺では、特に目立った地震活動はありませんでした。

(ゆっくり滑りに関係する現象)

プレート境界付近を震源とする深部低周波地震のうち、主なものは以下のとおり。

(1)紀伊半島西部:9月5日から9月8日

(2)四国東部:9月12日から9月20日

2.地殻変動の観測状況

(ゆっくり滑りに関係する現象)

上記(1)、(2)の深部低周波地震)とほぼ同期して、周辺に設置されている複数の歪計で僅かな地殻変動を観測しました。

又、周辺の傾斜データでも、僅かな変化が見られています。

2018年春頃から九州北部のGNSS観測で、又、2018年秋頃から四国西部のGNSS観測及び歪観測で観測されている、それまでの傾向とは異なる地殻変動は、2019年6月頃から停滞しているように見えます。

(長期的な地殻変動)

GNSS観測等によると、御前崎、潮岬及び室戸岬の夫々の周辺では長期的な沈降傾向が継続しています。

3.地殻活動の評価

(ゆっくり滑りに関係する現象)

上記(1)、(2)の深部低周波地震と地殻変動は、想定震源域のプレート境界深部において発生した短期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。

2018年春頃からの九州北部の地殻変動及び2018年秋頃からの四国西部の地殻変動は、日向灘北部及び豊後水道周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくり辷りに起因するものと推定しています。この長期的ゆっくり滑りは、2019年6月頃から停滞しているように見えます。

これらの深部低周波地震、短期的ゆっくり滑り、及び長期的ゆっくり滑りは、夫々、従来からも繰り返し観測されてきた現象です。

(長期的な地殻変動)

御前崎、潮岬及び室戸岬の夫々の周辺で見られる長期的な沈降傾向はフィリピン海プレートの沈み込みに伴うもので、その傾向に大きな変化はありません。

上記観測結果を総合的に判断すると、南海トラフ想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すようなデータは得られておらず、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。


④『6日の活動度指数(Nict)』

黒点数、総面積は0

F10.7は67.4

地磁気K指数は9、最大2


⑤『再掲。GLOBEの「地震も予測できる」関連』

「地震も予測できる」の次の一文に注目」。

結果を見た時は驚いた。ここまで予測できるものかと 中略。

クリス・マローン氏研究の「断層が滑る時に発生する微小破壊による振動を様々な周波数の音波を解析し地震発生と音波の繋がりに一定のパターンを見出せたとある。


⑥『孫5.孫6ノイズや地上放射ノイズ』

高感度のプロ受信機で感知できる地震前の孫5ノイズや孫6ノイズそれに地上放射ノイズ等は地震発生と音波の繋がりのパターンは同じだと思う。

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