地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 4629 '19 9/29
①『本日の地震4回』
29日19時30分 茨城県 M3.8 震度2
29日16時47分 熊本県 M3.9 震度3
29日09時25分 熊本県 M2.4
29日06時15分 茨城県 M3.3
②『M情報』
又、地熱や地電流に変化が生じた。
まず地熱は、上昇。
虫のすだく声にも秋の気配を感じ、夏毛布ではなく布団をひっかぶって寝るようになっているのに…
昨日の昼は南北両者とも、17.7℃だった。
夜に入り18.0℃に上り、今朝は18.4℃、今夜は18.8℃に上昇した。
新潟県から、隣々々県くらいまでのイベントと思われる。
地電流は東・南別々の動きを示している。
則ち、前者は60~100、後者は減少して20~40μA、針の動きはせわしない。特に太平洋岸の地下破壊は大きいのではないか。
自転減速は地震エネの蓄積を意味し、地震の発生でそのエネを吐き出し自転速度を上げる。自転速度が速くなるのである。
③『スラブ落下』
旧号にはスラブ落下の下可能性大と記してある。
根拠は、確かな観測による謎の地震波と大きな地電流変化(M情報)の一致はスラブ落下を思わせる。
現に長期間にわたって活発に活動していたキラウエア噴火が停止してしまったり、エトナ山の大爆発等があり地下深くのマグマにまで同期したのが判っている。
④『地球の自転速度低下による地震』
現在地球の自転速度が僅かに遅くなっており、そのために大地震が頻発するという説がある。
地球の自転速度は月との間の重力の相互作用などによって僅かに変化する。
又、巨大地震も地球の自転速度に僅かに影響を与えるそうだ。
とはいえ、変化する量はごく僅かで、1日の長さが数ミリ秒ほど変化するという程度のレベルである。
自転速度と大地震の発生に関連性があるとの主張は、コロラド大学のRoger Bilham氏とモンタナ大学のRebecca Bendick氏の論文だ。
⑤『巨大地震はどのくらい自転を速めたか』
NASAや大学の研究者によると、3・11の巨大地震の影響で地球の自転は、1.6マイクロ秒早くなった。
2010年のチリ地震により1.26マイクロ秒、2004年のスマトラ島沖地震により2.68マイクロ秒、夫々速くなった。
⑥『これからの自転減速』
30年くらい前のバックナンバーにはどのくらい遅れるのか具体的な数値(μ秒)が記載されていたがその記事はSOSのページに確か再掲したがブログ消滅で削除され、全く分からない。
記憶が非常に曖昧だが、1.26μ秒~2.68μ秒くらいだったようだ。
強(アナガ)ち、誤りではなかろう。
エネをため込んで、地震を促進させる減速と、それで自転が加速されるエネは等しくないとおかしい。
この辺の話は「巨大地震と地震雲(講談社(1300円)」の91頁から93頁を読んで欲しい。
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