地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 4630 '19 9/30
①『本日の地震3回』
30日15時55分 福島県沖 M3.4
30日15時51分 和歌山県 M2.0
30日01時02分 茨城県 M4.4 震度3(最大)
②『昨日のM情報』
又、地熱や地電流に変化が生じた。
昨日の17.7℃から18.8℃と1度以上も上昇、隣々々県くらいまでのイベント。
地電流は東が60~100、特に太平洋岸の地下破壊は大きいのではないか。
③『検証』
本日の地震は全て太平洋側である。
最大は、茨城県のM4.4 のイベント。
観測電流は真東の福島県の南に位置する茨城県北部(北緯36.5度)と思われ、観測場所の柏崎は、北緯37度辺りである。
100に増大したのはこれ以外のイベントも考えられる。
尚、茨城県は新潟の隣々県である。
④『イオノ、TEC』
メンテが終了し又見られるようになった。
TECも見られる。
今日改めて見ると日本上空は異常である。是非とも、各自チェックされたし。
精査はしていないが要注意である。
⑤『太陽の病気』
F1層、F2層、スプレドF層出現に掛かっている。前サイクルに比し、極端に減少している。短波帯のDX交信を見ればよく分る。
50年以上無線通信をやっているがこのようなF層群は、初めてである。
ハムサロンでも取り上げた今年の昭和基地(南極)との交信の録音と旧サイクルの時のそれを比較しても歴然たる差があるのが分る。
こんなにも電離層が弱いのである。
⑥『スペースウェザーコムより』
2019 IS A DEEP SOLAR MINIMUM:
Today, the sun racked up its 198th spotless day of the year. So far in 2019, the sun has been blank 73% of the time. This is the same percentage as the year 2008--previously the least sun-spotty year of the Space Age. If Solar Minimum continues to deepen, 2019 will soon claim the undisputed throne of Space Age spotlessness, marking it as a century-class minimum in solar activity.
⑦『プレッドF層に付いて』
検索するといろいろ調べられる。
宇宙天気予報特集Ⅰ─宇宙天気諸現象の研究(4 Ionosphere and Thermosphere)を少し引用させていただく。
プレッドF の形態学的な研究はIGYの時代(国際観測年)まで遡るが、当時得られたデータの殆んどはイオノゾンデによるもので、当然、陸上に限られ、地球上の観測点の分布は極めて偏在したものであった。
データの不足とスプレッドF を引き起こす基本的な機構が未解決であるということがあいまって、当時としては赤道域と中高緯度を明確には意識していなかった。
しかし、それぞれの観測点で固有の季節変動特性のあることは知られていて、Shimazaki 或いはその他の研究者はスプレッドF 発生の年変化から各観測点を夏型と冬型に二分し、スプレッドF赤道(spread F equator)を引いた(図略)。
則ち、spread F equator の南では6 月に、北では12 月に発生頻度が高くなる。データの多くは中緯度に集中しており、中緯度での振る舞いがそのまま赤道地域にまで拡張されるとみなされていた。Spread F equator の考え方は、暗に磁気赤道と地理赤道のずれがスプレッドF 発生機構に大きく関与していることを示唆しているが、赤道地域において、磁気赤道のずれはスプレッドF の発生に重要な意味を持たないと分かるまで多くの年月を費やした。
スプレッドF の語源はイオノグラムの上でF層からの反射トレースが広がる(spread)現象として使われたことにあり、通常の反射トレース
から読み取るF 層臨界周波数(foF2)の読取精度劣化を示す説明記号としての意味合いが強い。
略。
⑧『昨日号関連、巨大地震の起きた時期は全て減速中』
昨日の続きだが、最近の巨大地震の発生時期は全て自転の減速期間中である。
⑨『再掲。これからの自転減速』
30年くらい前のバックナンバーにはどのくらい遅れるのか具体的な数値(μ秒)が記載されていたがその記事はSOSのページに確か再掲したがブログ消滅で削除され、全く分からない。
記憶が非常に曖昧だが、1.26μ秒~2.68μ秒くらいだったようだ。
強(アナガ)ち、誤りではなかろう。
エネをため込んで、地震を促進させる減速と、それで自転が加速されるエネは等しくないとおかしい。
この辺の話は「巨大地震と地震雲(講談社(1300円)」の91頁から93頁を読んで欲しい。
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