地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 4567 '19 7/27


①『本日の地震1回』

27日02時11分 日向灘 M4.3 震度2


②『昨日のNICTの全イオノ赤』

4か所でたった26のみ。

地震なしの安全デーである。


③『結果は?』

02時11分 日向灘 M4.3 のみ!!!


④『学会、マスコミ』

非常に正確なので是非、学会、マスコミは注目してもらいたいものだ。

何回も言うようにいつイオノに比例するわけではない。

季節変化や太陽活動等の影響が大きいからである。


⑤『再掲。ねなしぐささんに続いて、はるとらさん』

地殻変動は有りそうですか?

略。

上記の大プレートを地球上の全プレートと考えると、GPS観測等では、1つのプレート内で移動速度が異なる部分があって、不自然となる。

これを説明する為に考え出されたのが、以下のプレートである。40枚程度存在する。これらはすべて、上記のプレートのどれかのグループに便宜的に分類されている。

ただ、地質学的に見ても、親プレートと完全に切り離されて独立しているものもあるが、殆どは完全には切り離されておらず、一部がつながっている(ウイキ)。

上記に属さない沖縄小P、マリアナ小P、カロリン小Pらも動いています。

つまり、日本の周囲の大プレート、太平洋、北米、ユーラシア、比島海、他の小プレートは沖縄、マリアナ、カロリン等です。


追加)

日本周辺は世界で最多のプレートに囲まれている。

それゆえ、前に書いたように摩擦面、境界面、接続面、その隙間から噴出する地球エネがスポラディックE層を造り出している。


⑥『小プレートへの追加』

オホーツック小プレートが抜けているが、かつて科学雑誌に掲載された記事を探し確認してからと思って抜いておいた。

その記事をやっと探し出したので追加しておきたい。

大事に保存しておいた「科学朝日」である。

現在廃刊になっているが、かなり信頼できるレベルの高い学術・科学記事が多く、興味を持って購読していた。

朝日新聞は、ウソを平気で書くが、科学朝日は超真面目なウソ偽りのない安心できる月刊誌だった。


⑦『その記事』

1995年8月号4ページに「なぜ「横揺れ」か?

「議論百出のサハリン北部地震(1995年5月27日)」にある。

はっきりと瀬野徹三東大教授が考える「オホーツックプレート」

と図入りで詳しく紹介されていた。

このプレートはカムチャッカ、サハリンから北海道、東北、関東甲信越を包含する(未確認だが北米プレートに乗っかっているプレート)。


⑧『検索すると』

検索すると多数出る。その中の一例を上げると

 オホーツクプレート運動の地球物理学的検証とそのテクトニクスの研究

研究代表者 笠原 稔

研究期間 (年度)

1996 – 1998

研究種目

国際学術研究

研究分野

固体地球物理学

研究機関

北海道大学

 平成7年 サハリン北部地震とその被害の調査研究

研究代表者

笠原 稔

研究期間 (年度)

1995

研究種目

総合研究(A)

研究機関

北海道大学

が見られる。略。


⑨『因みにこの地震は』

1995年5月27日に発生、2000名近くの死者が出た。

人口過疎地でこのくらいだから、大都市ではこれの100倍くらいの犠牲者が出てもおかしくない。


⑩『もっと驚くべき地震だった』

多数の出版物、殆どの大新聞で大々的に報道された訳アリの大地震だった。

ななんとこの地震を「地震雲」で予知し、事前に「共同通信」等の緊急電を入れていた、人物がいたのである。

その人は当会前会長の「戴峰」氏である。ノーベル賞の候補にも挙がった科学者だった。


⑪『その新聞記事』

多数あるが古いので資料室の奥の奥にしまってあり取り出せない。

アット云う間に売り切れた「大地震は予知できる」の55頁にその新聞記事がある。以下は河北夕刊の5月8日のデッカイ太い活字の大見出しである。

「スペシャルワイド!!サハリン前日、地震雲現る」「前兆と民間研究者」「因果関係は未解明」「専門家は認知せず、地震への関心は歓迎」

他。

これ等の記事が1面トップ全頁(写真あり)を飾ったのである。

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