地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 4493 '19 5/13
①『本日の地震6回』
13日23時54分 熊本県 M2.3
13日18時59分 福島県沖 M4.5 震度2
13日15時05分 宮城県沖 M3.8
13日14時54分 熊本県 M3.1
13日11時59分 硫黄島近海 M4.7(最大)
13日01時13分 日向灘 M3.2
5/13 05:01 5.0M 伊豆諸島南部(信号機さん)
MKNA情報はない。
②『本日の関東沖の地震とTEC』
関東沖のやや大きい2連発があった。
13日 11時59分 硫黄島近海 M4.7
13日 14時01分 5.0M 伊豆諸島南部(信号機さん)
関東方面の広範囲なTECは、●●●+●●=●●●●●になる。
再掲。11日の昼前に中低緯度地域で高い状態●●●。又、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて日本各地で高い状態●●。
③『再掲。川原情報追加』
関東
昨日は完全なるブロッキング、
今日は打って変わって 関東は赤13個!!4観測所中で最大を記録した。
④『本日のEs発生状況』
中オープン。
ワッチ2回中、1回出現。
赤は下記。
北海道 12
関東 13
九州 4
沖縄 5
計36個である。
⑤『Nict デヴェラ情報』
稚内(北海道)
5/12 17:15, 18:45~19:15, 21:30, 22:30
5/13 01:30~03:15, 08:45, 10:30~10:45
国分寺(東京)
5/12 23:45
5/13 00:00~01:00, 03:45~04:15, 09:15~10:00
山川(鹿児島)
5/12 15:00~17:15, 21:00~21:15, 23:00
5/13 04:45
大宜味(沖縄)
5/12 22:15~22:30
5/13 04:15, 10:30~11:45, 13:00
未精査。
⑥『Nict 篠原情報(5/13 14:11)』
太陽風は更に低速になっています。淡いCMEが発生しています。
SSN=24 SFI=76 A=4 K=2
⑦『南海トラフ地震に関連する情報((5月13日)』
本日(5月13日)の判定会で評価した、南海トラフ周辺の地殻活動の調査結果は以下のとおりです。
現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時(注)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。
(注)南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態です。
地震の観測状況
5月10日08時48分に日向灘の深さ25kmを震源とするM6.3の地震が発生しました。また、この地震発生前の同日07時43分にほぼ同じ場所でM5.6の地震が発生しました。これらの地震は、発震機構が西北西・東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生しました。
5月11日08時59分に、日向灘の深さ36kmを震源とするM5.0の地震が発生しました。この地震は、発震機構が東西方向に張力軸を持つ型で、フィリピン海プレート内部で発生ました。
プレート境界付近を震源とする深部低周波地震のうち、主なものは,(1)~(5)割愛。
地殻変動の観測状況
5月10日の日向灘の地震に伴い、GNSS観測で小さな地殻変動を観測しています。
上記(1)~(5)の深部低周波地震とほぼ同期して、周辺に設置されている複数の歪計で僅かな地殻変動を観測しました。
又、深部低周波地震は観測されていませんが、以下の通り複数の歪計で僅かな地殻変動を観測しました。
(6)東海:4月22日から4月23日までこれらとは別に、5月10日から12日にかけて四国西部に設置されている歪計でごく僅かな変化を観測しました。
GNSS観測等によると、御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺ではフィリピン海プレートの沈み込みに伴う長期的な沈降傾向が継続しています。
2018年春頃から九州北部のGNSS観測で、又、2018年秋頃から四国西部のGNSS観測及び歪観測で、それまでの傾向とは異なる地殻変動を観測しています。
地殻活動の評価
5月10日に発生した日向灘の2回の地震、5月11日に発生した日向灘の地震は、その規模等から南海トラフ沿いのプレート間の固着状態の特段の変化を示す現象ではないと考えられます。
上記(1)~(5)の深部低周波地震と地殻変動、及び上記(6)の地殻変動は、想定震源域のプレート境界深部において発生した短期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。
2018年春頃からの九州北部の地殻変動及び2018年秋頃からの四西部の地殻変動は、日向灘北部及び豊後水道周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。
5月10日から12日にかけて四国西部の歪計で観測されたごく僅かな変化は、1観測点のみの変化で、その変化量も小さいことから、この変化の要因を精査すると共に今後の推移を注意深く監視していく必要があります。
その他の今回観測された深部低周波地震、短期的ゆっくり滑り、及び長期的ゆっくり滑りは、それぞれ、従来からも繰り返し観測されてきた現象です。
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