地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 4487 '19 5/7


①『本日の地震3回』

7日22時22分 宮城県沖 M4.0 震度2(最大)  

7日21時06分 岩手県沖 M3.5

7日12時30分 熊本県 M3.0 震度2


②『昨日の村山情報』

地熱上昇は穏やか。

地電流は東側(福島吾妻山方向)からが70~80の範囲で小刻みな変化を繰り返し、74で突っ張ていた。

東方向の福島での小刻みな変化は旧号を見ても明らかなように火山性の変動を意味している。

突っ張ていた理由は吾妻山だった。


③『吾妻山 火山に関する情報(臨時)』

第34号(5月7日16時10分 仙台管区気象台)

吾妻山では、5日頃から火山性地震が多い状態で経過。

5月1日からの火山性地震と火山性微動の発生回数は、次のとおり。

                火山性地震     火山性微動

    5月 1日         15回        0回

       2日         12回        0回

       3日         32回        0回

       4日          9回        0回

       5日         49回        0回

       6日         73回        0回

 

 


④『本日のEs発生状況』

中オープン。

4観測所の赤色合計46個。



⑤『Nict デヴェラ情報』

稚内(北海道)

5/7 11:45~12:30, 14:45


国分寺(東京)

5/6 15:00~21:30

5/7 09:15~10:00


山川(鹿児島)

5/6 15:00~15:45, 18:00, 19:00~21:15

5/7 07:15~07:30


大宜味(沖縄)

5/6 15:00~16:30, 21:00~22:30

5/7 09:45~12:30

未精査。



⑥『Nict 篠原情報(5/ 7 14:02)』

C9.9など小規模フレアの発生が続いています。

東端から次の2741黒点が現れ、どの様な活動度になるのか?? 引き続き注目。



⑦『昨日の追加再掲』

気になるので井戸ラドン計(設置条件は旧号と同じ)のスイッチを入れてみた(零時半)。

クリック数は増加しつつあるようだ。

しかし、「3連音符」は未だない。

通常のウラン等の放射性物質は殆んど個体である。

唯一、気体の放射性物質として岩盤内に閉じ込められているのがラドンガスである。

地下の岩石圧の強まりで密集したラドンガスが上昇してカウンターのガイガー管内を通過、連続音になる。

非常に親水性の強いラドンガスは地下の水脈道から多量に急上昇する。固い、分厚い岩盤で覆われている地面からは内部ガスは出られない。

散発する単音(パッ)のクリックと異なり。3個ものラドンがパッパッパッと連続するのだから、ラドンの噴出状況が手に取るように分るのである。

是非、井戸観測し、この「3連音符」を聞いて欲しい。

向後、この連続音が出たなら、それは間違いなく太平洋側の大きな地震前兆である!!!

当然、大津波を伴うであろう!!!

昔の井戸を持っている人は意外と多いものである。



⑧『種類(ウイキ)』

ガイガー=ミュラー放射線計、」半導体放射線計、シンチレーション放射線計等がある。

殆んどがγ線(一部中性子線)のみを測定するが、ガイガー=ミュラー型はα線 β線 γ線を測定できる。 


⑨『種類(ウイキ)』

ガイガー=ミュラー放射線計

ガイガー=ミュラー計数管(GM管)は、主に放射線測定装置に用いられる部品。電離放射線を検知し、その回数をカウントできる。

不活性ガスを封入した筒の中心部に電極を取付け陰陽両極に高電圧を掛けるが、通電はしていない。筒中を放射線が通過すると不活性ガスが電離され、陰極と陽極の間にパルス電流が流れるのでこの通電回数を数える。この回数が多い程、高い線量になる。


半導体放射線計

半導体はそのままでは電気を通さないが、放射線が入射すると電離作用により電子(-)正孔(+)対が生成され電気が通るようになり、放射線の入射を電気信号に変換ができる。

この性質を利用した放射線検出器を半導体検出器(semiconductor detector)と呼ぶ。

他の放射線検出器に比べて半導体検出器はエネルギー分解能が高く特にゲルマニウム半導体検出器はガンマ線のスペクトル分析を正確に行えることから放射性核種の同定や放射能の測定をするにあたって広く用いられている。


シンチレーション放射線計

電離性の放射線の入射により蛍光や燐光を発生する物質をシンチレータ(scintillator)という。

シンチレータは放射線を受けても微弱な光しか発しないが、それを光電子増倍管などで増幅し大きな電気パルスにすることで放射線を検出することができる。

このようにシンチレータの放射線に対する発光性質を利用した放射線検出機器をシンチレーション検出器(scintillation detector)と呼ぶ。

シンチレータの種類に応じて検出器が効率よく測定できる放射線は異なる。例えば、ゲルマニウム酸ビスマス Bi4Ge3O12 などの原子番号の大きい元素を含むことから高い電子密度を持つシンチレータを用いるとガンマ線を効率良く検出することができる。

中性子を検出するのであれば、中性子を効率的に散乱させる水素を豊富に含む蛍光物質を用いることで高い効率が得られる。


⑩『検出方法』

放射線測定器には,複数の測定方法がある。

1種類のみを利用した測定器が多いが,複数種類の測定器を搭載している機種もある。

計れる放射線や、感度は測定方法によって大きく変わってくるので放射線測定器を選ぶ際には、どの測定方法を利用しているのかを確認することが大切。

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