地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 6119 '23 12/9
①『本日の地震3回』
9日 16時03分 房総半島沖 M4.7 震度2(最大)
9日 15時19分 与那国島近海 M4.3
9日 07時24分 宮城県 M3.1 震度2
9日の月齢は25.7
②『昨日のイオノ』
赤4(稚内1、国分寺2、略)
国分寺はかなり強い地震性ノイズが出ている。関東周辺や太平洋岸、遥か沖をも含む広いエリア。警戒級以上が案じられる。
③『国分寺はかなり強い地震性ノイズで関東周辺の警報の結果』
幸い、警戒級以上にはならなかった。
今のところ16時03分 房総半島沖 M4.7 震度2(最大)で収まている。150時間は要継続警戒。
④『雌阿寒岳火山情報 第9号(12月9日16時10分 札幌管区気象台)』
雌阿寒岳では、8日6時頃から火山性地震が一時、増加。今後の火山活動の推移に注意して下さい。
8日6時頃からポンマチネシリ火口付近を震源とする振幅の小さな火山性地震が一時的に増加しましたが、8日16時以降は減少し1時間あたり10回以下で経過。
火山性地震の発生回数は次のとおり。
火山性地震
12月8日 287回
12月9日15時まで 67回
ポンマチネシリ火口の噴気の状況に特段の変化はありませんが、9日12時以降は雲のため確認できていません。
火山性地震は徐々に減少していますが過去には増減を繰り返す例があったことから、今後の火山活動の推移に注意。
⑤『本日のNictイオノ』
赤色12(稚内1、国分寺2、山川1、沖縄8)
南(九州~比島(余震))は警戒。
⑥『電子、TEC』
前者は、やや高いレベル。
後者は12/8 21時~12/9 1時 : 北緯31~39度、12/9 15時~20時 : 北緯31~39度で低い状態。
電離圏嵐が確認された。
⑦『篠原情報(12/ 9 13:31 更新)』
M5.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
太陽の南西側の3511黒点群でM5.4の中規模フレアが発生しました。
太陽風は450kmから420kmに少し下がって平均的な状態が続き、磁場強度も4〜5nTと平均的な状態です。
⑧『8日の太陽活動度指数』
黒点数 117
黒点総面積 690
F10.7 132.6
地磁気K指数7、最大2
⑨『大地震」で死なない為に…今すぐ知りたい「地震のプロ達は何を準備しているのか』
首都直下や南海巨大地震、富士山噴火……過去にも起きた「恐怖の大連動」は、日本をどう壊すのか。(本記事は宮地美陽子(東京都知事政務担当特別秘書)から抜粋・編集)
発売即6刷が決まった話題書では、知らなかったでは絶対に済まされない「最悪の被害想定」がありありと描かれている。
ここでは、災害時に地震学者等はどのように備えているのかを紹介したい。
ポイント:1週間生きる必需品
東大の目黒公郎教授(都市災害軽減工学)
災害発生時に避難所ではなく、自宅で1週間生きる為に必要なのは水、食料、トイレだ。
忘れずに置いておきたいのは「卓上ガスカセットコンロ」「密閉袋」「風呂の水」の3点セットだという。
密閉袋に食材を入れて、風呂の水を利用して湯煎すれば、同時に多数の料理ができる。地震で停電し、冬にエアコンもつかないことを想像すれば身を温めることもできる。
季節ごとに家庭で一日電気を使わず生活をしてみる「訓練」をすると、何が足りないかが判るという。
ポイント:耐震基準は最低ライン
早稲田大、長谷見雄二名誉教授(建築防災)
「頑強な家」が自慢だ。若い頃、「日本の木構造の父」と呼ばれた杉山英男東大名誉教授に設計図を見せたところ耐震基準は満たしていたものの、「それは最低基準だ」と説明された。
家族からは開放感や使い勝手を気にして反発もあったが、杉山氏に会議で会う度「直したのか?」と確認されて壁を2枚増強。震度5強てもモノが全く倒れない、落ちない、ビクともしないマイホームを手に入れた。
ポイント:津波まで残された時間
今村文彦東北、大災害科学国際研究所教授
出かける時には、地域ごとのハザードマップを確認している。
浸水範囲の他に津波到達時間が記載されている。
この到達時間が最も重要で、津波の第一報が来たら、どんなアクションをいつ取らなければならないのか、予めイメージを作っている。
津波到達時間が分かれば、残された時間の目安が分かる。
到達まで30分以内ならテレビも見ずに高台に逃げる。地図情報を頭に入れて、様々な場所を知っておくことが大事。
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