地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 4346  '18 10/6


①『本日の地震8回』

6日23時12分 胆振地方 M3.8 震度2

6日19時06分 和歌山県 M3.5 震度2

6日18時40分 日向灘 M2.7

6日16時15分 福島県沖 M4.3(最大)

6日15時29分 熊本県 M2.1

6日15時19分 茨城県 M2.8 震度2

6日13時14分 胆振地方 M4.1 震度3

6日04時21分 紀伊水道 M3.4


②『本日のEs』

極小オープン。

4回中、1回かすかに入感。


③『Nict デヴェラ情報』

稚内(北海道)

10/5 15:15~15:30

10/6 03:15

地震性Es発生確認。警戒。150時間型。

胆振地下の震源が関与している。


国分寺(東京)

10/5 18:45


山川(鹿児島)

10/6 08:45~09:00

深夜、ノイズリダクションされずナマの形で出ている。赤を含み、かなり強烈。通常、このようなノイズは出ない。

旧型機の観測波形ではないので地震性なのか火山性、マグマ性なのかはデータがないので不明。銀雲電離ではない。


大宜味(沖縄)

10/6 01:45, 09:00~10:30

地震性Es発生確認。注意。120時間型。


④『Nict 篠原情報(10/ 6 08:46)』 

無黒点。太陽風はやや低速です。


⑤『一見オーロラのような、紫色の発光現象(NASA)』

近年、夜空で紫色に発光する細いリボンのような現象がいくつか報告されている。「スティーブ」と名付けられた。

2016年の真夜中、カナダ・サスカチュワン州に住むアマ天文家N.Bourassaさんがオーロラを見ようと空を見上げたところ、紫色のひらひらとした細いリボンのような現象に出会った。

オーロラを約30年間見てきた経験から、Bourassaさんはこれがオーロラではなく何か他のものであるとすぐに理解し、この光を急いで写真に収めた。光は20分程で消えてしまった。

この謎の光は市民科学者達によって2015年から2016年にかけて30件ほど報告されており、オーロラ観測を目的とした市民参加型のサイエンスプロジェクト(オーロラサウルス)」を立ち上げていた研究者間でも話題となっていた。この現象にはスティーブという名前が付けられた。

Swarmの観測データから、スティーブが「サブオーロラ帯イオンドリフト」と呼ばれる、高速で移動する非常に高温の粒子流を構成していることが示された。SAIDは1970年代から研究されてきたが、目に見える現象を伴っていることはこれまで全く知られていなかった。

スティーブが、殆んどのオーロラが発生する緯度よりも低緯度のサブオーロラ帯で発生するということは、この領域で起こる未知の化学反応が光の放射につながっているということを意味している。

「知れば知るほど疑問が沸いてきて、わくわくします。私達のタイムリーな目撃報告と観測で取得データから、スティーブの起源や形成、物理や散発的な発生といった謎が明らかにされることを願っています」(Bourassaさん)。


⑥『発生・原因(ウイキ)』

スティーブの光は、一見オーロラ状に見えるが、通常のオーロラとは色や持続時間、観測できる場所といった特徴が明らかに異なっている。

スティーブの外見的な特徴を纏めると…。

スティーブは、オーロラよりも赤道寄りの地域でみることができ、英、カナダ、アラスカ、米北部、ニュージーランドで観測が報告されている。

スティーブは、東西方向に何百km、何千kmにもわたって細長く伸びてみえる。

スティーブの発光は、紫色を基調とし、時には緑色のピケットフェンス状の光を伴って、概ね20分から1時間程度で消滅する。

スティーブは、10月から2月の間は観測報告がなく、NASAはスティーブが特定の季節に起こる現象かもしれないとしている。

M.ドノヴァンは、カルガリー大学とカリフォルニア大学が運用するオーロラ観測用全天撮像装置網のデータとアルバータ・オーロラ・チェイサーズの撮影写真等から、スティーブ発生時にこの上空をSwarm衛星が通過したのを突き止め、衛星測定データを調べ、スティーブの特徴の一端を明らかにした。

2018年3月、ドノヴァン等はその成果を"Science Advances"誌に発表。スティーブ発生域では、西向きに最大5.5km/sという高速イオンが流れ、領域内での電子温度は最高で6,000Kに達する一方、電子の密度は2-3割に低下していることが示された。

これらの特徴は、スティーブが、電離層の狭い緯度幅にみられる西向きの高速イオン流「サブオーロラ帯イオンドリフト」に関係しているのを示唆する。

スティーブが冬季に観測されていない点も、SAIDが発生する季節と合っている。

SAID光はそれまで知られておらず、スティーブはSAIDに関係して発生した光学的な現象が、史上初めて記録された例とみられる。


⑦『FAIと関係あるかもしれない』

スティーブはFAI(沿磁力線不規則構造)と関係あるかもしれない。

6000Kと高温で電離されており異常伝搬とも関係ありと睨んでいる。

低緯度地方にも出現し、Esシーズンとも重なっている。

しかし、ブルージェットやジァンテックジェット、エルブス・スプライトとは関係なさそうである。


⑧『再掲。10月1日号、参考』

電離層の下の中圏層(約60Km前後)の水蒸気量が1918年には最高になっている。

中間圏夏期エコー、乱流プラズマ、プラズマチューブ、プラズマバブルが影響を受けているらしい。




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