地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 6057 '23 10/7

①『本日の地震3回』

7日 23時26分 岩手県沖 M4.9 震度3(最大)

7日 21時58分 山口県沖 M3.7

7日 05時59分 岐阜県 M2.9

海外では7日 17時34分 ニューギニア付近でM7.0

が発生している。


注)地球の自転は間違いなく減速期に入った。

27日の月齢は22.1


②『南海トラフ地震関連解説情報について -最近の南海トラフ周辺の地殻活動(令和5年10月6日)』

気象庁では、大規模地震の切迫性が高いと指摘されている南海トラフ周辺の地震活動や地殻変動等の状況を定期的に評価するため、 南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会、地震防災対策強化地域判定会を毎月開催している。

6日の判定会で評価した調査結果を取りまとめた。 次回は11月8日予定。

定例検討会は、巨大地震に影響を与えるような目立った地震活動はなく、「特段の変化は観測されなかった」とする見解をまとめた。

気象庁は今後30年以内の発生確率が70%から80%とされる南海トラフ巨大地震について、専門家による定例の評価検討会を開き、想定震源域で起きた地震や観測データの分析を行った。

先月1日から今月4日までの期間に南海トラフ巨大地震の想定震源域とその周辺ではM3.5以上の地震が2回発生した。

先月5日には、宮崎県の日向灘でM3.5とM3.6の地震が相次いで発生した。

これらの地震は、南海トラフ巨大地震で想定されるフィリピン海プレートと陸のプレートの境界で起きたもので、地震の規模が小さいこと等から、検討会は「特に目立った地震活動ではない」と評価した。

一方、静岡県御前崎などで長期的に観測されている地盤の沈降はフィリピン海プレートの沈み込みに伴うもので、その傾向に大きな変化はないとしている。

検討会は、こうした観測結果を総合的に判断し南海トラフ周辺で「特段の変化は観測されなかった」とする見解をまとめた。

評価検討会の会長で東大の平田直名誉教授は、特段の変化はないものの、地震発生の可能性が高い場所であり、今後も、強い揺れを伴う地震や津波に備えて欲しい。

一方、今月5日に伊豆諸島の鳥島近海を震源とするM6.5の地震があり津波注意報が発表された。

この地震は南海トラフを引き起こすフィリピン海プレートの内部で起きたものだが、震源が南海トラフとは大きく離れていることから、想定される南海トラフ地震と「直接の関係はない」としている。


③『鳥島近海地震関連情報』

続、余震

10/6 13:06 30.09N 140.10E 10 4.9M 伊豆諸島南部

10/6 13:15 30.19N 140.14E 10 5.0M  伊豆諸島南部

10/6 18:22 25.41N 141.17E 221 4.4M 小笠原中部

10/6 19:24 25.13N 123.60E 7 4.4M 南西諸島南部

10/6 19:51 30.05N 139.83E  10 4.9M 伊豆諸島南部

10/6 23:36 30.98N 143.24E 10 4.3M  伊豆諸島南部

10/7 04:46 30.05N 140.41E 10 4.9M 伊豆諸島南部


④『Nictイオノ』 

赤4(稚内0、国分寺1、山川1、沖縄2)

未精査


⑤『沖縄N嵐警戒』

10/7 21:15から45分

最大 21:30 -4.1MHz  4.5MHz


⑥『電離圏嵐』

F領域臨界周波数で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。

10/6 21時~10/7 2時 : 山川で高い状態

10/7 0時~4時 : 大宜味で高い状態

日本上空の全電子数(TEC)で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。

10/6 21時~23時 : 北緯27~31度で高い状態


⑦『篠原情報(10/ 7 12:52 更新)』

太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。


⑧『6日の太陽活動度指数』

黒点数 152

黒点総面積 460

F10.4  155.3

磁気K指数合計は17、最大3

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