地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 5999 '23 8/9
①『本日の地震4回』
9日 20時41分 千葉県沖 M3.9 震度2
9日 12時48分 千葉県沖 M3.3 震度2
9日 05時48分 トカラ列島近海 M3.2
9日 02時43分 宮城県沖 M4.3 震度2
内陸地震はなし、外洋のみ。
最大地震はM4以上を対象としているので付けられない。
地球自転は今、加速中。
後、2か月くらいで急ブレーキ、減速を始める。
これが怖い。
9日の月齢は22.4
②『南海トラフ地震解説情報について -最近の南海トラフ周辺の地殻活動-』
7日に開催した評価検討会、判定会で評価した同調査結果を取りまとめたものです。 次回は9月7日を予定。
概要
現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時(注)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。
最近の南海トラフ周辺の地殻活動
現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時(注)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。
(注)南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から約80年が経過していることから切迫性の高い状態です。
1.地震の観測状況
(顕著な地震活動に関係する現象)
7月22日21時14分に日向灘の深さ37kmを震源とするМ5.0の地震が発生しました。この地震は、発震機構が東西方向に張力軸を持つ正断層型で、フィリピン海プレート内部で発生しました。
(ゆっくり滑りに関係する現象)
プレート境界付近を震源とする深部低周波地震のうち、主なものは以下のとおり。
(1)四国東部から四国中部:6月18日から7月10日
(2)紀伊半島北部から紀伊半島中部:7月15日から23日
2.地殻変動の観測状況
(ゆっくり滑りに関係する現象)
上記(1)、(2)の深部低周波地震とほぼ同期して、周辺に設置されている複数の歪計で僅かな地殻変動を観測しました。周辺の傾斜データでも、僅かな変化が見られました。
GNSS観測によると、2019年春頃から四国中部でそれまでの傾向とは異なる地殻変動が観測されています。又、2023年初頭から九州南部で観測されている、それまでの傾向とは異なる地殻変動は、最近は鈍化しているように見えます。
(長期的な地殻変動)
GNSS観測等によると、御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺では長期的な沈降傾向が継続しています。
3.地殻活動の評価
(顕著な地震活動に関係する現象)
7月22日に発生した日向灘の地震は、フィリピン海プレート内部で発生した地震で、その規模から南海トラフ沿いのプレート間の固着状態の特段の変化を示すものではないと考えられます。
(ゆっくり滑りに関係する現象)
上記(1)、(2)の深部低周波地震と地殻変動は、想定震源域のプレート境界深部において発生した短期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。
2019年春頃からの四国中部の地殻変動及び2023年初頭からの九州南部の地殻変動は、それぞれ四国中部周辺及び日向灘南部周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。このうち、日向灘南部周辺の長期的ゆっくり滑りは、最近は鈍化しています。
これらの深部低周波地震(微動)、短期的ゆっくり滑り、及び長期的ゆっくり滑りは、それぞれ、従来からも繰り返し観測されてきた現象です。
(長期的な地殻変動)
御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺で見られる長期的な沈降傾向はフィリピン海プレートの沈み込みに伴うもので、その傾向に大きな変化はありません。
上記観測結果を総合的に判断すると、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すようなデータは得られておらず、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。
③『本日のNictイオノ』
赤29(稚内4、国分寺21、山川0、沖縄4)
関東は定パターン警戒。
④『篠原情報(8/9 11:29 更新)』
太陽風は450kmへ下がり高速状態は終わりそうです。
磁気圏は穏やかです。
⑤『8日の活動度指数』
黒点数 124
黒点総面積 315
F10.7 158.9
磁気K指数合計は7、最大2
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