地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 5990 '23 7/30

①『本日の地震3回』

30日 11時17分 福島県沖 M4.1(最大)

30日 06時02分 網走地方 M2.6 震度2

30日 03時10分 石川県 M3.1 震度3

30日の月齢は12.4


②『Nictイオノ』

赤40(稚内12、国分寺23、山川5、沖縄0)

断トツの関東は警戒。


③『国分寺赤点灯』

現在、強いスポラディックE層、発生。

異常伝搬、注意、現況確認。

スポラディックE層臨界周波数が8MHzを上回ったのは。

7/30 21:00 14.5MHz  21:15 9.3MHz  21:30 11.5MHz

22:30 11.6MHz  22:45 10.9MHz  23:00 12.7MHz 

23:15 10.7MHz 23:45 10.6MHz。


④『プロトン』

GOES衛星の観測によると、静止軌道におけるエネルギーが10 MeV以上のプロトン粒子フラックスは17 PFU前後で推移し、プロトン現象は継続中。

引き続き今後1日間、プロトン粒子の最大フラックスは、10 PFU以上で推移すると予想されます。


⑤『太陽プロトン(陽子)イベントの到来(全米地球科学教師協会)』

時折、太陽は地球に非常に高速の陽子群を吹き付ける(太陽陽子イベントと呼ばれる)。

太陽陽子は磁極近くの地球の磁気圏に侵入できる。

最大約10万電子ボルトのエネルギーを持つ太陽陽子が電離層に衝突し、空気粒子との衝突中に電子をノックフリーにし、低高度(D領域とE領域)で電離層の密度を高める。

電波への影響

比較的高い周波数(HF範囲)の短波電波は、低高度の電離層で増加した粒子に吸収され、無線通信が完全にブラックアウトする。

これは、極性キャップ吸収(PCA)イベントと呼ばれ、通常、低高度(D領域またはE領域)の電離層で反射する低周波は、通常よりも低い高度で反射し、伝播経路を劇的に変化させる。


⑥『放射線帯電子』

衛星観測によると、静止軌道における2 MeV以上の電子の24時間フルエンスは、4.88×10^7 particles/cm^2/srのやや高いレベル。


⑦『TEC』

静穏。


⑧『篠原情報 (7/30 13:41 更新)』

29日朝にハロー型のCMEが発生し、太陽風の変化が到来しそうです。

昨日の朝の現象ですが、29日6時頃に太陽の中心部の北東寄り(左上)でフィラメント噴出が発生しました。

SDO衛星AIA304の動画で薄暗く見えるダークフィラメントが

噴き上がって行く様子が見えています。

この噴出により、CME(コロナ質量放出)が太陽を丸く囲むように広がって発生しています。

SOHO衛星LASCO C2、C3を見ると左下の噴出が目立っていますが右上方向にもガスが広がる様子が淡く見えています。


⑨『29日の活動度指数』

黒点数 180

黒点総面積 1140

F10.7 178.6

磁気K指数合計は13、最大3

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