地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 5978 '23 7/18

①『本日の地震2回』

18日 20時01分 福島県沖 M3.6

18日 07時33分 福島県沖 M3.7

18日の月齢は0.4


②『プロトン現象に関する臨時情報』

差出人: 情報通信研究機構宇宙天気予報センター <no-

送信日時: 2023年7月18日 12:00

宛先: ja7hoq@.jp

【プロトン現象に関する臨時情報(2023年07月18日 11時50分JST)】

GOES衛星の観測によると10 MeV以上のプロトン粒子フラックスは、7月18日1時15分UTに10PFUを超えてプロトン現象が発生、その後も上昇を続け、18日2時0分UTに100 PFUを超えました。


③『太陽フレアに関する臨時情報』

差出人: 情報通信研究機構宇宙天気予報センター <no-

送信日時: 2023年7月18日 10:30

宛先: ja7hoq@.jp

【太陽フレアに関する臨時情報(2023年07月18日 10時30分JST)】

18日0時6分UTに、太陽面でM5.7のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)が発生しました。

SDO衛星画像によると、このフレアは活動領域3363(太陽面西端)で発生したと推測されます。このフレアに伴い、18日0時0分UTから日本各地でデリンジャー現象が発生しています。


④『本日のイオノ』

赤17(稚内0、国分寺6、山川8、沖縄3)

国分寺の23時のfxは13.38MHzもあったものが、突如、23時15分に驚くべき急降下、なんと1.90MHzの珍記録!!!

23時30分のfxは13.58MHzに回復。

未だかつて1.90MHzのfxは見たことがない。少なくとも2MHz以上はある。

このようなエラーは見たことがない。


⑤『稚内電離層擾乱警戒』

7/18 11:30から15分 3.8MHz 5.5MHz


⑥『山川P嵐』

7/18 09:45から15分 +6.6MHz 14.1MHz

火山との関係注意。


⑦『デリンジャー現象』

活動領域3363で発生したM5.0とM5.7フレアの影響により、18日8時30分から9時30分にかけて日本各地でデリンジャー現象が発生した。

今後1日間、Mクラスフレアの発生に伴い、デリンジャー現象が発生する可能性30~50%。


⑧『篠原情報 ( 7/18 12:47 更新)』

M5.7の中規模フレアが発生し、CMEが大きく広がっています。

地球に対しては斜め方向の噴出ですが広がりが大きいので、

太陽風の乱れは地球の方向にも向かっていると思われます。

到来まで2日程度と考えると明後日、20日の午前中くらいでしょうか。

太陽風の速度が高まって、磁場が南向きに強まると磁気圏の活動が激しくなる可能性があります。注目して下さい。

太陽風は450kmから550kmへ高まり高速になっています。

現在は少し下がって530kmくらいですが高速の状態は続いています。

太陽風の磁場強度はグラフの初めは10nT近くに強まっていましたが中頃から7nTに下がり、現在もこの状態です。

南北成分は、グラフの初めに-10nT、後半に-5nTと南向きに強まる時間帯がありAE指数はそれぞれ1200nTくらいの大きい変化が発生しています。

磁場は、現在も弱い南寄りの傾向が続いていてAE指数は中規模の変化が発生しています。

M5.7の中規模フレアの発生に伴って太陽から飛んでくる高エネルギー陽子(非常に高速の陽子)の数が増加しています。

GOES衛星のグラフでは、赤線は400を超えている様です。

この値がここまで高まったのは2017年9月10〜12日(記事)以来、6年ぶりの様です。(この時は、1000を超えていました)


⑨『17日の活動度指数』

黒点数 159

黒点総面積 1980

F10.7 180.0

磁気K指数合計は24、最大5

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