地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 5968 '23 7/7
①『本日の地震4回』
7日 22時44分 十勝地方 M2.9
7日 13時59分 岩手県沖 M4.0
7日 13時51分 滋賀県 M2.7
7日 06時59分 根室半島沖 M4.1 震度2(最大)
7日の月齢は18.9。
②『阿蘇山で火山性微動の振幅が一時的に大きくなった』
阿蘇山で今日7日(金)の午前中、一時的に火山性微動の振幅が大きくなり、今後の火山活動の推移に注意が必要。
気象台によると今日7時台と10時台にそれぞれ約15分間、中岳西山腹観測点南北動成分の1分間平均振幅で、2.5マイクロメートル毎秒を超える大きい状態となった。
その後は小さな状態で経過しており、噴煙等の状況は雲の為不明で、地殻変動には、特段の変化は認められていない。
阿蘇山では今年1月30日に火山性微動の振幅が大きな状態で推移した為、噴火警戒レベルがレベル2に引き上げられ、3月23日に噴火警戒レベル1に留意に戻った。
火口内では土砂や火山灰が噴出する可能性があり、火口付近では火山ガスに注意が必要。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないように。
火山性微動とは
火山性微動とは、火山体またはその周辺で発生する火山性地震よりも継続時間の長い振動である。
地下のマグマや火山ガス、熱水等の流体移動や振動が原因と考えられるものや、微小な地震が続けて発生したことによると考えられるものがある。
火山活動が活発化した時や火山が噴火した際に多く観測される。
③『硫黄山 火山性微動が発生 噴火警戒レベル1から2に引き上げ』
鹿児島地方気象台は、えびの高原の硫黄山周辺の噴火警戒レベルを現在の1から2の火口周辺規制に引き上げた。
気象台では、火口からおおむね1キロの範囲で飛散する大きな噴石に警戒するよう呼びかけている。
気象台によると、レベル2に引き上げた要因については、7日午後4時50分に硫黄山付近で火山性微動が発生する等、火山活動が高まっている。
又、今年5月頃から硫黄山の浅い部分で膨張を示す、僅かな信びが観測されている。
噴火警戒レベルが2となったのは、2019年4月18日以来。
気象台では、硫黄山の火口から概ね1キロの範囲で噴火に伴って飛散する大きな噴石に警戒するよう呼びかけている。
④『本日のイオノ』
赤47(稚内5、国分寺20、山川8、沖縄14)
関東方面昨日から続く。
⑤『関東P嵐警戒』
7/7 12:45から15分 +7.2MHz 16.1MHz
⑥『山川N嵐警戒』
7/7 08:15から12時間半
最大18:45 -5.4MHz 3.7MHz
⑦『沖縄N嵐警戒』
7/7 08:15から13時間45分
最大15:15 -6.MHz4 5.0MHz
九州~台湾方面は共に警戒、120時間。
⑧『電離圏嵐』
F領域臨界周波数で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
7/7 9時~13時 : 山川で低い状態
7/7 12時~17時 : 大宜味で低い状態
日本上空の全電子数(TEC)で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
7/7 9時~16時 : 北緯27~31度で低い状態
今後1日間、地磁気はやや乱れる見込みですが、電離圏への影響は小さく概ね静穏な状態が予想されます。
⑨『デリンジャー現象』
活動領域3359で発生したM4.0/2Bフレアの影響により、7日15時30分に山川と大宜味で弱いデリンジャー現象が発生しました。
⑩『篠原情報(7/ 7 14:25 更新)』
太陽風は今朝からは480kmとやや高速になり、磁気圏の活動もやや強まっています。
磁場強度は、10nTと強まった状態が続いています。
太陽の中心部の北側や南側に見えていた
コロナホールの影響が来ているのかもしれません。
⑪『6日の活動度指数』
黒点数 145
黒点総面積 980
F10.7 157.6
磁気K指数合計は17、最大4
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