地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 5804 '23 1/23
①『本日の地震 2回(23時現在)』
23日 18時02分 奄美大島近海 M3.2
23日 13時35分 宮古島近海 M4.3(最大)
23日の月齢は1.3
②『Nictイオノ』
赤1(稚内0、国分寺0、山川0、沖縄1)
未精査。
③『沖縄P嵐』
1/23 08:15 - 09:45 1時間半
最大 08:45 +4.4MHz 14.4MHz
④『篠原情報(1/23 14:02 更新)』
太陽風の小規模の乱れが到来、高速になっています。
太陽風は450〜470km、磁場強度は6〜7nTと概ね平均的な状態で推移していましたが23日12時頃に小規模の乱れが到来、速度は500kmに、磁場強度は10nTにそれぞれ小幅の強まりが発生しています。
20日のニュース等でお知らせしたCME(コロナ質量放出)による乱れが到来したのかもしれません。
⑤『プロトン、放射線帯電子、TEC』
静穏レベル。
⑥『22日の活動度指数』
黒点数 164
黒点総面積 1250
F10.7 198.6
地磁気K指数の合計は14、最大3
⑦『再掲、TEC VS イオノ』
イオノが正確。
本日の電離層を見るかぎり、山川はゼロ、但し、TECは、高い(北緯27~31度で高い状態)。
前者では地下の活発化は心配ないが、後者は高くなっている。
両者が一致すれば噴火の可能性は大になる。
⑧『桜島情報 第13号(1月23日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台)
1月20日から23日15時迄の活動状況。
桜島では、山体膨張を示す僅かな地殻変動は昨日(22日)頃から概ね停滞しています。
南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。
火山活動の状況
島内設置の傾斜計及び伸縮計で14日09時頃から観測されていた山体膨張を示す僅かな地殻変動は、昨日(22日)00時頃から概ね停滞しています。
桜島では、噴火活動が続いています。
南岳山頂火口では、21日03時07分に爆発が発生しました。噴煙は火口縁上1600mまで上がり、弾道を描いて飛散する大きな噴石が6合目(南岳山頂火口より800mから1100m)まで達しました。
又、同火口では、期間を通して夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
火山性地震は少ない状態で経過、火山性微動が発生しました。
GNSS連続観測では、2021年10月頃から、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す基線の伸びがみられていましたが、昨年(2022年)3月頃から停滞しています。
広域のGNSS連続観測によると、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部にマグマが長期にわたり蓄積した状態と考えられ、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も概ね多い状態で経過していることから、現在、噴火活動がみられている南岳山頂火口を中心に、今後も噴火活動が継続すると考えられます。今後の火山情報に注意して下さい。
火山性地震、爆発の回数は以下。
火山性地震 爆発
1月20日 0回 0回
21日 6回 1回
22日 6回 0回
23日15時まで 3回 0回
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