地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 5854 '23 1/24

①『本日の地震 3回(23時現在)』

24日 06時28分 茨城県 M2.8

24日 05時02分 茨城県 M3.4

24日 04時57分 熊本県 M2.3

24日の月齢は2.3


②『Nictイオノ』

赤1(稚内1、国分寺0、山川0、沖縄0)

未精査。


③『篠原情報(1/24 13:41 更新)』

太陽風はやや高速。磁気圏は穏やかです。

昨日、500kmに高まっていた太陽風の速度は今朝くらいまで500kmと高速の状態が続き現在は少し下がりましたが、480kmとやや高速です。

磁場強度は、10nTから5nTへゆっくり下がり平均的な状態に戻っています。

太陽風の強まりは終わりに近付いている様です。


④『プロトン、放射線帯電子、TEC』

静穏レベル。


⑤『地球の内核で生じていた「奇妙な回転」が停止したと研究者が報告(GIGAZINE 提供)』

地球は上部の地殻やマントルの下に直径約7000kmの

地球の内核で生じていた「奇妙な回転」が停止したと研究者が報告。

地球は核を持っており、液体の外核が地下2900km~5100km、固体の内核が地下5100km~6400kmに位置していると考えられている。

この内核は「地球の他の部分よりも速いスピードで独自に回転している」と考えられているが、新たに発表された論文では、過去10年間で内核の奇妙な回転が停止したと報告された。

Multidecadal variation of the Earth’s inner-core rotation | Nature Geoscience https://doi.org/10.1038/s41561-022-01112-z


⑥『要約』

マントルに対する地球の内核の回転差は、地球ダイナモがコアダイナミクスと重力コア-マントル結合に及ぼす影響下で起こると考えられている。この回転は、内核を通る同じ経路を横断する筈の繰り返し地震波間の時間的変化から推測されている。

ここでは、1990年代初頭から繰り返される地震波を分析し、以前は大きな時間変化を示したすべての経路が過去10年間殆んど無変化だったことを示す。

このグローバルに一貫したパターンは、内部コアの回転が最近一時停止したことを示唆していた。

この最近のパターンを、1964年にさかのぼるサウスサンドウィッチ諸島のダブレットのアラスカ地震記録と比較したが、約70年間の振動の一部として内核が徐々に後退し、1970年代初頭に別のターニングポイントが発生したようである。

この数十年の周期性は、他の幾つかの地球物理学的観測、特に日の長さと磁場の変化と一致、おそらく重力結合と、コアとマントルから表面への角運動量の交換による、最も深い内部から表面までの地球の層間の動的相互作用の証拠である。


⑦『23日の活動度指数』

黒点数 175

黒点総面積 1240

F10.7 189.1

地磁気K指数の合計は11、最大3

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