地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 4136 '18 3/6


本日も2回発行しました。



①『最新のGPS地殻変動情報』

2月17日迄のデータを使用して3月6日に更新。

地殻変動資料の背景図のスケール表示の誤りについて(差し替え完了のお知らせ)

不具合を含む図の差し替え作業を進めてまいりましたが、作業が完了し、国土地理院ウェブページでの掲載を再開しましたので、お知らせします。

これらの図面を利用されている方々には、差し替えまでの間、ご不便をおかけしましたことをお詫び申し上げます。今後、再発防止に取り組んでまいります。


全国(1年間(水平方向)):

2011年、東北地方太平洋沖地震後の余効変動が見られます。

九州では、2016年、熊本地震後の余効変動が見られます。

硫黄島では、島内の地殻変動が見られます。


硫黄島1  NNWヘ 69.5cm

硫黄島2 SSWへ 34.7cm

前津江 NWへ1.4cm

室戸 WNWへ4.6cm

高知 WNWへ3.5cm

土佐清水 WNWへ4.4cm

他略。


電子基準点がとらえた日本列島の地殻変動

国土地理院では、各種測量の基準点として利用するとともに、地震調査研究や火山噴火予知研究に必要な広域の地殻変動を監視するため、全国に約20km間隔で約1,300点の電子基準点を設置しています  電子基準点で観測した衛星測位システム(GNSS)のデータを解析すると、観測時点に電子基準点が地球上のどこにあったか、正確な位置がわかります。その変化を調べる事で、日本全土で進行している地殻変動を捉える事ができます。


②『本日の地震10回』

6日21時19分 沖縄本島近海 M4.2 震度2

6日20時50分 西表島付近 M4.0 震度2

6日09時51分 北海道沖 M4.4(最大)

6日08時35分 奄美大島近海 M3.3

6日07時38分 西表島付近 M3.2

6日07時23分 奄美大島近海 M2.9

6日05時55分 西表島付近 M3.1

6日01時30分 石川県 M3.7 震度2

6日01時26分 石川県 M3.8 震度2

6日00時43分 宮城県沖 M3.8


③『本日のEs』

ノーワッチ、不明。


④『酒井情報』

国分寺(東京)

5日 11:30から11:45

無精査。


追加)沖縄 P嵐&Es

現在、F層fxはやや高い傾向。注意すると共に,現況確認。

F1層とF2層は太くたくましい。

Esは強烈ではないがfxが30メガ振り切れ(オーバー)

3/6  08:30 - 08:45  0:15  08:45 17.4


定パターン,150時間型、注意。

これだけの反応があるのに山川はない。ブロッキングか??

すると、旧号のようなことが起きる。


⑤『5日の活動度指数』

黒点0

f10.7は68

地磁気K指数合計は12、最大は3


⑥『篠原情報(3/ 6 13:30)』

太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。

新燃岳の噴煙の写真をどうぞ。

今朝から新燃岳の噴火が続いている様でライブカメラを見ると、1000m程度の噴煙が上がり続けています。


今日は風が南に向かっている為、新燃岳から濃い灰色の雲がこちらに押し寄せ周囲にはうっすらと火山灰が積もっています。

空気も少し硫黄臭く感じます。

噴煙の切れ目から新燃岳方面が見えたので 学校から撮った写真を紹介します。

中央の山のてっぺんから縦に伸びる黒い雲が噴煙です。

上がった後、風に流されてこちらに向かっています。


⑦『霧島山(新燃岳)活動資料 3月6日 22 時 00 分発表』

本日14時27分以降、爆発的噴火が20時までに4回発生しました。爆発的噴火が発生したのは2011年3月1日以来です。

上空からの観測では、新燃岳火口内の東側が新たな溶岩で覆われ、噴煙が火口の中心及び北側付近から上がっているのを確認。


監視カメラによる観測でも、本日18時以降、火口内の一部で赤熱した溶岩を観測しています。

火山性微動は3月1日から継続して発生しており、振幅も大きな状態が続いています。

火山性地震は多い状態が続き、引き続き浅い場所を震源とする低周波地震も発生しており、本日7時頃からは空振を伴う振幅の大きな地震もみられます。

本日の聞き取りによる降灰調査の結果では、新燃岳の南西から南東側の宮崎県都城市、三股町及び鹿児島県霧島市、曽於市、志布志市、垂水市、姶良市の広範囲で降灰を確認しました。


地殻変動の状況

高千穂河原観測点の傾斜計及び周辺の傾斜計で、本日09時頃からえびの岳(新燃岳の北西6km)付近の収縮変化が認められています。

この付近は、2011年の新燃岳の噴火に関与したマグマだまりがあると推定される領域です。


1)新燃岳では、火道内の爆発による地震を伴い、火口周辺の観測点で一定基準以上の空気の振動を観測した噴火を爆発的噴火としています。


2)火山性地震のうち、P波、S波の相が不明瞭で、火口周辺の比較的浅い場所で発生する地震と考えられ、主に1~3Hzの低周波成分が卓越した地震です。

火道内の火山ガスの移動やマグマの発泡など火山性流体の動きで発生すると考えられています。火山によっては、過去の事例から、火山活動が活発化すると多発する傾向がある事が知られています。 以下略。



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