地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 5462  '22 2/10

①『本日の地震4回』

10日 15時54分 山形県 M3.2

10日 14時44分 長野県  M2.1

10日 06時23分 日向灘  M2.7

10日 02時08分 宮城県沖 M3.8 震度2


10日の月齢9.3。


②『本日のイオノ』

赤1(稚内0、国分寺0、山川1、沖縄0)

未精査。


③『篠原情報( 2/10 12:37)』

太陽風の小さい強まりが到来しました。1月の黒点相対数は 54.0 でした。


④『9日の活動度指数』

黒点数 68

総面積 700

F10.7 125.9

地磁気K指数合計は3、最大2


⑤『磁気嵐はスターリンク衛星をダウンさせる(SWCOM)』

小さな地磁気嵐の驚くべき結果だが現在、40機ものスターリンク衛星が空から落ちている。

「2月3日(木)午後1時13分(EST.m)、ファルコン9はフロリダ州ケネディ宇宙センターから低軌道に49のスターリンク衛星を打ち上げた。..

残念ながら、木曜日に配備された衛星は、金曜日の地磁気嵐の影響を大きく受けた(2月4日)。

打ち上げの2日前にCMEが地球の磁場に衝突したが、

弱い影響で顕著な地磁気活動を引き起こさなかった。

しかし、CMEが地球を通過するにつれて、いくつかのスパッタリングG1クラスの磁気嵐が発生した。

2月4日にスターリンク衛星を直撃したのは、これらの小さな嵐の一つだった。

磁気嵐は地球の上層大気を加熱する。

熱せられた空気のディアファナス傾向は文字通りに達し、スターリンク衛星をつかんだ。

SpaceXによると、オンボードGPSデバイスは「以前の打ち上げ時よりも最大50%高い」増加する大気のドラッグを検出した。

「Starlinkチームは、衛星を安全モードに導き、ドラッグを最小限に抑える為にエッジオン(紙のシート等)を飛ばす」とSpaceXは言う。

「分析によると低高度での抗力の増加が、衛星がセーフモードを離れて軌道の上昇を開始するのを妨げ、最大40機の衛星が大気に再突入するか、再突入したことを示している」

ソシエダ・デ・アストロノミア・デル・カリベは、2月7日にプエルトリコ上空の再入圏の1つを捕まえている。


⑥『地磁気嵐でネット用衛星40基が地球に再突入』

米スペースX社は地磁気嵐の影響の為、打ち上げた通信衛星40基を大気圏に再突入させると発表した。

同社によると、3日にフロリダ州から打ち上げられたインターネット通信用の衛星「スターリンク」49基のうち40基が既定の高度に達せず、安全の為、地球に再突入する。

再突入すると大気との摩擦で燃え、地上には落下しないとしている。

太陽風と地球の磁場の作用で発生する地磁気嵐の影響で、スピードが遅くなり、目指す高度500キロメートルに到達することが難しくなったという。

「スターリンク」は最終的に4万基以上の衛星を打ち上げて世界中のどこでもインターネットに接続できるようにする計画で、米などで一部サービスが開始されていた。

衛星が40基も落ちて来たら危なくて外出できないような気がするが、大気圏再突入の摩擦で完全燃焼するのでその心配はない。

衛星3万基打ち上げても太陽フレアで通信は遮断されるとなると心配なのは磁気嵐の発生頻度。いったい、どれくらいのスパンで起こるのか?

こればかりは予測不可能で参考迄に、有史以来最大規模で赤道直下までオーロラが確認されたキャリントン・イベントが起こったのは163年前の1859年9月のこと。

同等のCMEが地球公転軌道を襲ったのが2012年7月(辛くも9日の差で難を免れた)で、次のキャリントン・イベントは「いつ来てもおかしくない」「5年以内」という声もある。

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