地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 3983 '17 10/3
①『本日の地震4回』
3日19時02分 秋田県 M2.2
3日13時08分 茨城県 M3.7
3日04時01分 茨城県M4.1 震度3(最大)
3日02時53分 茨城県沖 M3.9
②『本日のEs』
無し。
③『酒井情報』
強いEs、無し。
④『活動度指数』
2日の黒点数25
同、黒点総面積400
同、f10.7は86
同、地磁気K指数合計11、最大2
⑤『篠原情報(10/ 3 11:25)』
太陽風は平均的な状態に戻りました。磁気圏は穏やかです。
⑥『昨日のM情報、浅間山79号、駒ヶ岳情報 15号関連』
「火山の主治医」育成が急務 石原和弘・噴火予知連新会長に聞くが、昨日の産経12版11頁トップに大きく掲載されていた。
グッドタイミング!!長文になるので1日遅れて紹介。
この記事は、読んでおくべきだ。新聞販売店で購入するか、図書館で。
地震や火山噴火学者・研究者が少ないのはとても残念だ。
ノーベル賞に関係ないが電離層と結びつけた新しい分野の地震学の研究者が増える事を望む。
関東大震災や南海トラフ巨大地震等による犠牲者を一人でも減らしたい。
⑦『火山噴火予知連絡会の新会長に石原和弘氏が就任』
火山活動を評価する政府の火山噴火予知連絡会の新会長に京都大名誉教授の石原和弘氏が就任した。
石原氏は死者・行方不明者が計63人に上った3年前の御嶽山(長野・岐阜両県)噴火の教訓などを踏まえ、長期的な視野に立った観測体制や人材育成の必要性を強調した。
--噴火予知連の会長として目指すことは
石原 中長期的な観点で火山活動を評価し、さまざまな火山の監視機関が現場で連携できる体制を作っていく。いずれも昔は行っていたことだが、近年はおろそかになっている。その結果として御嶽山の災害が起きた。
--現在の体制が抱える問題点は
石原 火山と研究者の関係は、患者と主治医に例えることができる。1人の患者を長年診察してきた医師であれば、ちょっとした変化から患者の異変に気付きやすい。火山も似ており、長年その山を見つづけてきた研究者であれば、ちょっとした変化から噴火の兆候をつかみやすい。ところが、近年は各地の火山から主治医がいなくなりつつある。御嶽山もその一つだった。
これに対し、例えば2000年の有珠山噴火は、それ馬での噴火の周期よりも10年ほど短かったが、地震発生の推移を分析するなどして予測に繋がった。火山の主治医は噴火前だけでなく、噴火後の推移や、噴火が収まった後の土石災害の担当を含めたチームとして必要だ。
--主治医が減りつつある理由は
『これが問題だ』 略。
以下、続く。
--今後はどうすべきか
--噴火を事前に知ることはできるのか
--私たちは火山とどう向き合うべきか
<略歴> 昭和22年、鳥取県生まれ。京都大大学院理学研究科修士課程修了。同大防災研究所助手を経て平成2年に助教授、6年に教授。所長を経て同大名誉教授。今年6月から火山噴火予知連絡会会長。専門は火山物理学。防災研で長年にわたって桜島を研究し、観測所長も務めた。趣味は古代を中心とした日本史。
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