地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 5418 '21 12/28
①『本日の地震5回』
28日 11時59分 熊本県 M2.7
28日 09時07分 トカラ列島近海 M2.3
28日 07時53分 岩手県沿岸 M3.6
28日 04時17分 和歌山県 M2.7 震度2
28日 04時09分 千葉県沖 M3.6
全てM4以下。
28日の月齢は24.2、29日の月齢は25.2
②『Nictイオノ』
赤4(稚内1、国分寺2、山川0、沖縄1)
国分寺はかなり強い地震性ノイズが出ている。関東周辺や太平洋岸、遥か沖をも含む広いエリア。警戒級以上が案じられる。
③『山川 P嵐』
12/28 11:45 から4時間。
最大 13:30の+4.4 12.1
④『沖縄もP嵐 強い、警戒』
12/28 11:30 から5時間半持続。
最大は13:45の+7.2 16.3
⑤『篠原情報(12/28 13:39)』
太陽風の速度は高まっています(535Km)。
M1.8の中規模フレアが発生しました。
⑥『電離圏嵐』
F領域臨界周波数は、概ね静穏な状態でした。
日本上空の全電子数(TEC)は、28日の日中に低緯度地域で高い状態(丸5前後)。
今後1日間、地磁気はやや乱れる見込みですが、電離圏への影響は小さく概ね静穏な状態が予想されます。
⑦『27日の活動度指数』
黒点数 106
総面積 740
F10.7 123.9
地磁気K指数合計は14、最大4
⑧『続、長辻象平氏のソロモンの頭巾より』
◆次周期も低調の予測
「私達の研究チームの解析からは、サイクル25での太陽活動は、サイクル24と同程度か、さらに弱くなる可能性が高いという結果が得られています」
名古屋大学宇宙地球環境研究所の今田晋亮講師が教えてくれた。2025年ごろにピークを迎えるサイクル25でも黒点数の回復は望めないのだ。
今田さんラは、太陽表面での磁場の輸送をコンピューターシミュレーションすることなどで次周期の太陽活動度の早期予測を可能にしている。
4月には米海洋大気局(NOAA)などの太陽研究グループも同様の予測を表明した。
◆70年代には寒冷化論
ピーク黒点数の減少で気になるのは、1645年からの70年間と19世紀初頭など、過去の太陽活動不活発期の気候は、いずれも寒冷であったことだ。
団塊の世代以上の人なら覚えているはずだが、1960~70年代にも豪雨や気温低下などの異常気象が続き、世界中で地球寒冷化が心配されていた。
1970年ごろにピークを迎えたサイクル20の黒点数は、サイクル19から一気に半減していたのだ。だが、サイクル21で黒点数は復活。それと共に80年代後半には気候に対する危惧も地球温暖化へと一変した。
◆多様な視点が必要だ
太陽活動の低下による寒冷化と二酸化炭素による温暖化。両者のせめぎ合いが当今の気候のような気がしてならない。
IPCCなどは地球に注ぐ太陽の光エネルギーが一定なことを理由に、気候変動に及ぼす太陽の影響を軽視しているが、それでよいのか大いに疑問だ。
黒点の観測が始まった17世紀以降の歴史記録は、地球の寒冷期と黒点減少期の見事な一致を示しているではないか。
平安時代は温暖だったが、そのころ二酸化炭素を排出する産業が活発だったのか。
気温が上昇した20世紀は大気中の二酸化炭素濃度が増加した時代だったが、全般的に太陽活動が活発な時期でもあった。
今のように太陽磁場が弱まると地球に注ぐ宇宙線が増加し、その作用で雲が増えて気温が下がったり、豪雨を促進したりするという研究報告もある。
二酸化炭素のみしか見ない気候変動対策では、天に唾する結果にもなりかねないと思うのだが…。気候変動は温暖化よりも寒冷化の方がはるかに怖い。
⑨『サイクル25や寒冷化は旧号にあり』
太陽磁場が弱く宇宙線が増加し、その作用で雲が増えて気温が下がったり、豪雨を促進する記事は旧号にある。
二酸化炭素対策のみでは気候変動(極端化)は防ぐことは出来ない。サイクル25の入り方を見る限り、寒冷化に向かうのは間違いない。
寒冷化の方が温暖化より遥かに怖い。食糧不足になるのは必定。これだけでも、寒冷化の方が遥かに怖いのが分かる。
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