地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 5410 '21 12/20

①『本日の地震1回』

20日 03時02分 茨城県 M3.5 震度2

20日の月齢は16.2、21日の月齢は17.2

昨日の満月はマイクロムーン(昨日号⑥参照)だった。


②『本日のイオノ』

赤4(稚内1、国分寺2、山川1、沖縄0)

おかしい、要精査。


③『M情報』

今朝、100μAが70μAに下がった。

関東~東北沖の大きな歪と思われる。

その後、70μA~80μAの小変動が続いている。

収束ではない。

大きな地殻破壊が小さくなったと思われる。

未収束の大きな破壊は大きなトリガーが必要だが、小破壊はその都度、歪を放出して貯め込まない。

体感レポもあった。

心拍数が又上がった。130を超えたと言う。

体調は良くなったが慢性病は治らない。


参考)

最近、あまり測らなくなったが手元にあるパルスメーターと血圧計で測ってみた。

98%、65。圧最大は140だった。

短波帯は聞いていない。井戸ラドンはスイッチオフのまま。特許木村式地震予知機は作動していない。


④『A情報』

M情報の地電流100連続と関係があるレポである。

11/24号の全マグ落下後、磁力が弱まり元の位置に張り付かなくなってしまった。もう1か月近くもこの状態が続いている。

福島沖の震度5の状況に似ている現象で、かなり大きな地電流によるものと思われる。


再掲。『A情報』

11/24(東西南北)4個落下(略)


⑤『宇宙天気速報  M1.9 の中規模フレアへ発達』

差出人: shino@kagoshima-ct.ac.jp

日時: 2021年12月20日 20:51

宛先: ja7hoq@

先ほどのフレアは、 M1.9 へ達する中規模フレアになりました。

開始時刻は 12/20 20:14 JST。

X線の強度は 12/20 20:36 JST に最大に達しました。


⑥『TEC』

日本上空の全電子数(TEC)は、19日の夜遅くから20日の未明にかけて高緯度地域で低い状態。

GPSによる日本上空の全電子密度を見ると北緯24度から45度迄と広範囲に及んでいるが北緯37度から北はワンランク上(高い)。


追加)

TECは20日の朝から昼前にかけて高緯度地域で高い状態。

昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて中高緯度地域で非常に高い状態。

又、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて低緯度地域で高い状態でした。


参考1)

イオン圏嵐

フレアやコロナ質量放出等は、多くの場合(例外もあり)地球上で起こる粒子と電磁放射に大きな変動、不均一を生じて磁気圏及び電離層が乱れる(電離圏嵐)。

電離圏電流、電離圏密度分布、全電子含有量等に大きな乱れを発生する。

以上が太陽エネによるもので電離層上部焼(地球エネは下部焼け)やF層遮断(地球エネではF層遮断は起きない)等で判断できる。

これ以外にも地球エネによる場合(地震のみ、噴火は不明)の判断は難しくなる。


参考2)

地震と火山噴火に伴うTECの振動(Nict)

噴火に伴う電離圏擾乱は爆発的噴火で発生した音波が熱圏に達してF領域の電離圏に電子密度の濃淡を生じさせる。

Heki (2006) は2004年9月の浅間山噴火による電離圏擾乱から火山爆発のエネルギーを推定している。

その後Dautermann et al. (2009)は, 西インド諸島Montserrat島火山の2003年の爆発的噴火に関しても研究を行っている。

又、日置他(2010) には 2009年10月の桜島の爆発的噴火に伴うTEC変化の例が示されており、Peak-to-peakで最大0.2-0.3 TECU程度の擾乱が熱圏の音速で南に伝搬してゆく様子が判る。

擾乱は音波が熱圏に達するのに要する10分程度経過してから現れ、 しばしば2分弱の周期を持つ。

地震に伴う電離圏の擾乱(CID, Coseismic Ionospheric Disturbance)(e.g. Heki and Ping, 2005)には, 表面波による地表の上下運動が作った音波が熱圏に達して齎す擾乱と 震源近くの地表の地殻上下変動が作った音波が直接熱圏に達して起こす擾乱の二種類がある。

前者は表面波の伝搬速度(4 km/sec程度)で伝わる為、 大地震では熱圏での音速で伝わる後者と明瞭に区別できる(Astafyeva et al., 2009)。

図3(略)は 2011年3月9日02:45UTに宮城沖で発生した 東北沖地震の前震とされるMw7.3の地震が齎した電離圏擾乱を示す。

この擾乱は伝搬速度が比較的遅く 表面波起源のものではなく直達音波による擾乱であるのが分かる。

2011年3/11では 津波が励起した大気の内部重力波による同心円状の電離圏の擾乱が見られた(略)。

以上は地震そのものによるものである。

非常に大きな前兆(地球エネ)によってもTECに事前に現れている。


⑦『篠原情報(12/20 12:55)』

高速太陽風が到来(550km)、 Cクラスフレアが続いています。

中心部南側にある2907、2908、2909黒点群で、

C1.5、C1.8、C1.8、C3.7、C1.6、C4.4と小規模フレアが続いています。

黒点もあちこちに見えていて賑やかな太陽面です。


⑧『19日の活動度指数』

黒点数 108

総面積 740

F10.7 115.3

地磁気K指数合計は16、最大5

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