地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 5397 '21 12/7

①『本日の地震35回』

7日23時11分 石川県 M2.9

7日20時43分 石川県 M3.3 震度2

7日20時41分 石川県 M3.4 震度2

7日16時13分 東京都23区 M2.5

7日14時57分 鹿児島湾 M2.2 震度2

7日10時48分 伊豆大島近海 M3.2 震度2

7日09時47分 熊本県 M2.4

7日00時20分 新潟県 M2.8 震度2

7日の月齢は3.2、8日の月齢は4.2


②『相次ぐトカラ近海地震』

本日も減少して27回。

イオノの赤は少なかったが今日は一転し5と増加。


参考)

3日の赤-1

4日の赤-2

5日の赤-0

6日の赤-0


③『本日の最大』

11時13分 トカラ列島近海 M4.6 震度3


④『K情報』

眼に弱いチカ、チカが入り、心拍は上がって、圧迫感が強くやや強い外部刺激。国内のイベントと思われる。

1週間。


⑤『篠原情報(/12/ 7 12:50)』

太陽は穏やかになっています。太陽風は480~500kmと高速の状態です。

2回のC1の小規模フレアを最後にX線グラフに変化は見られなくなっています。

黒点は、南東に2904群が見えるだけです。


⑥『6日の活動度指数』

黒点数 14

黒点総面積 10

F10.7 80.0

地磁気K指数合計は11、最大3


⑦『本日(7日)のNictイオノ』

赤1(稚内0、国分寺0、山川0、沖縄5)

沖縄は5。又、活発化し増えるのか??


⑧『南海トラフ地震情報』

本日(12月7日)開催した判定会で評価した、南海トラフ周辺の地殻活動は以下のとおりです。

現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時(注)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。

(注)南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態です。

1.地震の観測状況

(顕著な地震活動に関係する現象)

11月1日05時35分に和歌山県南方沖の深さ20kmを震源とするM5.0の地震が発生しました。この地震は、発震機構が南北方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生しました。

12月3日09時28分に紀伊水道の深さ18kmを震源とするM5.4の地震が発生しました。この地震は、発震機構が北西・南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生しました。

(ゆっくり滑りに関係する現象)

プレート境界付近を震源とする深部低周波地震(微動)のうち、主なものは以下のとおりです。

 (1)東海:11月2日から5日

 (2)四国西部:11月3日から9日

 (3)紀伊半島北部から紀伊半島中部:11月4日から16日

 (4)紀伊半島西部:11月18日から23日

 (5)紀伊半島北部:11月27日から継続中

(ゆっくり滑りに関係する現象)

上記(1)から(5)の深部低周波地震(微動)とほぼ同期して、周辺に設置されている複数の歪み計で僅かな地殻変動を観測しました。周辺の傾斜データでも、僅かな変化が見られています。

GNSS観測によると、2019年春頃から四国中部でそれまでの傾向とは異なる地殻変動が観測されています。又、2020年夏頃から紀伊半島西部・四国東部でそれまでの傾向とは異なる地殻変動が観測されています。加えて、2020年夏頃から九州南部で観測されている、それまでの傾向とは異なる地殻変動は、2021年春頃に鈍化したまま、現在もその状態が続いているように見えます。

(長期的な地殻変動)

GNSS観測等によると、御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺では長期的な沈降傾向が継続しています。

地殻活動の評価

(顕著な地震活動に関係する現象)

11月1日に発生した和歌山県南方沖の地震は、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生した地震で、その規模から南海トラフ沿いのプレート間の固着状態の特段の変化を示すものではないと考えられます。

12月3日に発生した紀伊水道の地震は、地殻内で発生した地震で、その規模から南海トラフ沿いのプレート間の固着状態の特段の変化を示すものではないと考えられます。

(ゆっくり滑りに関係する現象)

上記(1)から(5)の深部低周波地震(微動)と地殻変動は、想定震源域のプレート境界深部において発生した短期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。

2019年春頃からの四国中部の地殻変動、2020年夏頃からの紀伊半島西部・四国東部及び九州南部での地殻変動は、それぞれ四国中部周辺、紀伊水道周辺及び日向灘南部のプレート境界深部における長期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。このうち、日向灘南部の長期的ゆっくり滑りは、2021年春頃に鈍化したまま、現在もその状態が続いています。

これらの深部低周波地震(微動)、短期的ゆっくり滑り、及び長期的ゆっくり滑りは、それぞれ、従来からも繰り返し観測されてきた現象です。

(長期的な地殻変動)

御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺で見られる長期的な沈降傾向はフィリピン海プレートの沈み込みに伴うもので、その傾向に大きな変化はありません。

上記観測結果を総合的に判断すると、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すようなデータは得られておらず、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。

ja7hoq's Ownd

0コメント

  • 1000 / 1000