地震ニュース



日本地震前兆現象観測ネットワーク 5374 '21 11/14

①『本日の地震3回』

14日 23時23分 播磨灘  M4.1 震度3(最大)

14日 22時09分 苫小牧沖 M3.9 震度2

14日 03時24分 伊予灘 M3.4

14日の月齢は9.6、15日の月齢は10.6。


②『Nictイオノ』

赤5(稚内1、国分寺1、山川1、沖縄2)

未精査。


③『沖縄2日連続のN嵐』

11/13 13:00 - 19:30 6:30 最大 15:30 -4.4 7.3

11/14 13:30 - 17:45 4:15 最大 16:00 -3.8 7.6


今回もP型より怖いN型で120時間、警戒、警戒+。

場所はいつもの定パターン。


④『篠原情報(11/14 13:01)』

太陽風は、320~360kmと低速で推移、グラフ全体としては、次第に下がっている印象です。

磁場強度は、4~5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nTを挟んで小さく南北に変していて、磁気圏は静穏です。

AE指数は特に変化は見られません。


⑤『プロトン、放射線帯電子、TEC』

昨日と同じ。


⑥『12日の活動度指数』

黒点数25

総面積110

F10.7は81.0

地磁気K指数の合計0、最大0


⑦『昨日の電離層のfx、F遮、高度、密度、厚み、偽像等精査に追加』

F遮(F層遮断)が抜けていたので追加しました。

⑧『地震雲の正体はラドンガス?(村井俊治東大名誉教授)』

続、引用。


地震雲の種類

今迄ネットなどで報告されてきた地震雲の形は多種・多様です。ここでは真実か否かは問わない事にして、過去の大地震で地震雲と報告されたものを紹介します。

竜巻状地震雲

2018/9/6 北海道胆振東部地震(M6.7)

2011/3/11 東日本大震災(M9.0)

1995/1/17 阪神淡路大震災(M7.3)

帯状型地震雲:2016/4/16 熊本地震(M7.3)

放射状地震雲:2004/10/23 新潟県中越地震(M6.8)

断層型地震雲:1993/1/15 北海道釧路沖地震(M7.5)

肋骨状地震雲:2005/3/20 福岡県西方沖地震(M7.0)

レンズ状地震雲:2019/6/18 山形県沖地震(M6.7)

ネットで上記の地震の時の雲の映像が見られるものもあります。但し、雲は見る場所と角度、時刻や空の背景などから見え方が異なりますので、映像を見ても本人以外は判然としないこともあります。私もいくつかの地震雲と言っている映像を見ましたが、写真を撮影した時の臨場感や驚きが伝わってこなかったものもありました。でも確かに普段見慣れた雲でない形状のものもあって興味を覚えました。

地震雲の正体はラドンガス?

地震の前や火山噴火の前に地中からラドンガスが噴出することが分かっています。地震学以外の分野で学術論文も発表されています。ラドンガスは地中のウランが自然崩壊してできる放射性ガスです。地震の前や火山の活動が激しくなると地割れができた隙間からラドンガスが噴出します。このようなガスの噴出を英語では「degassing」と言います。海域に震源がある場合にはラドンガスが海面に噴き出すので海面温度が上昇します。村井俊治の専門のリモートセンシングの学問領域では1980年代から地震の前に震源周辺で海面上昇が起きることは人工衛星画像の解析で分かっていました。ただしこの原因がラドンガスとは分からず、現象として地震の前に海面温度が上昇する事実が論文に発表されていました。中国の研究者から海面温度と地震の関係を論じた著作本を贈呈されたこともあります。樹木が少ないイランなど中東の砂漠地帯では地震の前に地面の表面温度が上昇することも事実として発表されています。

ラドンガスと地震の論文や資料はネットでも調べられる。

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