地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 5341 '21 10/11
①『本日の地震3回』
11日 20時37分 千葉県沖 M3.3
11日 15時25分 千葉県沖 M3.1
11日 14時47分 静岡県 M2.6
海外では、11日18:10 アリューシャン列島でM6.9が発生している。
11日の月齢は5.0、12日の月齢は6.0。
②『Nictイオノ』
赤3(稚内0、国分寺1、山川0、沖縄2)
未精査。
③『プロトン、放射線帯電子、TEC』
静穏。
④『10日の活動度指数』
黒点数38
黒点総面積300
F10.7は84.5
地磁気K指数の合計19、最大4
⑤『続々、地球の酸素急増の謎、自転速度と関連』
地球の自転が遅くなる理由
酸素濃度と自転速度の関係の前に、まず地球の自転が遅くなる理由を説明しよう。
地球の歴史において、1日の長さはこれまで大幅に伸びてきた。30億年以上前の地球では、1日は僅か6時間程度だったとも言われる。
現在、1日が約24時間となっているのは、長い時間をかけて地球の自転が遅くなってきた結果だ。
その変化は潮の満ち引きと関係している。
海のそばで1日過ごしたことがある人はおそらく海岸で潮が満ち引きする様子を見たことだろう。
あの一見穏やかな動きは、地球と月の間に生じる巨大なエネルギーから生まれるものだ。その結果、海に潮汐が生じて海水と海底との間に摩擦が生まれる。
所謂「潮汐摩擦」だ。
潮汐摩擦は地球の回転エネルギーを奪う為、自転の速度が遅くなり、1日が長くなる。このプロセスは、何億年もかけて非常にゆっくりと進行するせいで、1日の長さの変化は容易には観測できず又、海底の地質記録を追跡するのも困難だった。
「5億5000万年前の地球の自転速度については、かなり確かなことが分かっています。
というのも、貝にある成長線から1日の長さが分かるから」と、米プリンストン大学の惑星科学者C・スポルディング氏は言う。「しかし問題はそれ以前の、サンゴや貝が存在しない時代です」
そんな太古の昔の地球の姿については、「モデルを使って検証を行います」と、米カリフォルニア工科大学の惑星科学者W・フィッシャー氏は言う。「日長は規則正しく変化してきた歴史があり、その変化の方向性も把握しているが細かいことについては多くは分かっていません」
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