号外
号外 3/1
①『篠原情報( 3/1 12:47)』
太陽風磁場が南向きに大きく変化して、磁気圏活動が強まりそうです。C3.9の小フレアが発生しました。
今朝から太陽風に変化が発生、磁場強度は3nTから15nTへ大きく強まり速度は、360kmから400kmと小幅の変化ですが、平均的な速度に上昇しています。
SDO衛星で注目していたコロナホールの影響が始まったのでしょうか。
27日周期の図を見ると前周期の太陽風も同じ頃から磁場強度や速度の高まりが始まっています。
磁場強度が強まった後、南北成分は南向きに大きく変化していて現在は -14nTに達しています。
この影響で磁気圏の活動が強まりそうです。
AE指数は500nTの中規模の変化が発生していますが活動は更に活発になるかもしれません。
②『プロトン、TEC』
静穏。
放射線帯電子のみやや高レベル。
今後、TECは高くなると思われる。
③『28日の活動度指数』
黒点数は12
総面積は120
F10.7は77.7
地磁気K指数合計は6、最大2
④『イオノ3か所がほぼ同時点灯』
太陽エネが大きく、地球エネはあまり出ていないようである。
仮に、山川も反応し、太陽エネ≪地球エネなら道沖や関東、南海トラフ大地震の前兆と考えられる。
⑤『稚内(北海道)電離層嵐 黄点灯』
現在のF層臨界周波数は約 7.2MHz、24時間前のF層臨界周波数は約 5.3MHz、過去40日間に於ける16:15のF層臨界周波数中央値は約 5MHzでした。
現在、F層臨界周波数はやや高い傾向となっている模様、注意すると共に,現況を確認して下さい。
⑥『国分寺 電離層嵐 赤点灯』
現在のF層臨界周波数は約 8.5MHz、24時間前のF層臨界周波数は約 6.1MHz、過去40日間に於ける16:15のF層臨界周波数中央値は約 5.3MHzでした。
現在、F層臨界周波数はやや高い傾向となっている模様、注意すると共に,現況を確認して下さい。
追加)
国分寺のP嵐は2時間45も続いた。
3/1 15:30 - 18:15の間 2時間45分 +4.6 8.9
⑦『沖縄 電離層嵐 赤点灯』
現在のF層臨界周波数は約 11.5MHz、24時間前のF層臨界周波数は約 8.9MHz、過去40日間に於ける16:15のF層臨界周波数中央値は約 6.8MHzでした。
現在、F層臨界周波数はやや高い傾向となっている模様、注意すると共に,現況を確認して下さい。
3/1 14:00 - 16:30 2時間半 最大 16:30 +4.7 11.5
現在、P嵐傾向が継続中。
短波通信に大きな擾乱は発生しないと思われますが注意すると共に,現況を確認して下さい。
⑧『マクフェロン効果』
GOOD NEWS, IT'S MARCH(SW COM)』
Look at these data. March is the most geomagnetically active month of the year. Why? It's the Russell-McPherron effect. During weeks around equinoxes, cracks open in Earth's magnetic field. Solar wind pours in to fuel geomagnetic storms. In fact, this is happening right now. The strongest storm of the year began on March 1st.
⑨『マクフェロン効果についての解説』
地球の放射線帯の相対論的電子の高い流束は、高速太陽風とその高められた地質効果に関連している
ラッセルとマクフェロン教授(カリフォルニア大の地球物理学者)が1973年に、オーロラは春と秋に通常よりも頻繁かつ明るくなると論文を発表。
2つの対向する磁場がお互いを打ち消し、3月と9月の彼岸に近い惑星間磁場と地球の磁場の位置関係で、太陽風からの粒子が多く流れ、大気と相互作用でオーロラを生み出す地球の磁気圏に穴を作り出す。これによる高速ストリームがほぼ2倍の強さの地磁気活動を有し、電子が12倍高いことを明らかにした。
⑩追加)
『本日開局 8J7E(東日本大震災10周年復興記念局)』
2021年 3月 1日 〜 6月 30日迄、東北4県で移動運用予定。
まず、仙台からオンエア開始。その後、福島県、岩手県、青森県に移動して運用され、東日本大震災10年に因む記念カードが交信局に送られる。
6月に入り最後に又、本県に戻り運用する予定。
尚、最後のEは、EARTHQUAKEで一文字のサフィックスは珍しい。地震の記念局自体が世界的に見ても例がない。
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