地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 5037 '20 12/7


①『本日の地震3回』

7日19時27分 茨城県 M3.7 震度2

7日15時03分 栃木県 M2.6

7日01時06分 茨城県 M3.4


震源の深度を深く研究されたし、なぜか??

7日の月齢は21.9、8日の月齢は22.9。


②『MKNA情報、短波帯の地震雑音』

諸情報は今日も無く、弱いBG雑音。


③『Nictイオノ』

赤3、(稚内2、国分寺0、山川0、沖縄1)

未精査。


④『6日の活動度指数』

黒点数は23

黒点総面積は80

F10.7は90.9

地磁気K指数は10、最大2


⑤『篠原情報(12/ 7 11:41)』

太陽風は平均的な状態です。


⑥『南海トラフ地震関連情報』

本日(7日)開催した第38回南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会、第416回地震防災対策強化地域判定会で評価した、南海トラフ周辺の地殻活動の調査結果は以下のとおり。

現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時(注)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。

(注)南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態です。

1.地震の観測状況

(顕著な地震活動に関係する現象)

南海トラフ周辺では、特に目立った地震活動はありませんでした。略。

2.地殻変動の観測状況

(ゆっくり滑りに関係する現象)

深部低周波地震とほぼ同期して、周辺に設置されている複数の歪計で僅かな地殻変動を観測しました。

周辺の傾斜データでも、僅かな変化が見られています。

又、同地域及びその周辺のGNSSのデータでも、僅かな地殻変動を観測しています。略。

長期的な地殻変動

GNSS観測等によると、御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺では長期的な沈降傾向が継続しています。

3.地殻活動の評価

(ゆっくり滑りに関係する現象)

深部低周波地震と地殻変動は、想定震源域のプレート境界深部において発生した短期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。略。

2019年春頃からの四国中部の地殻変動及び2020年夏頃からの紀伊半島西部・四国東部での地殻変動は、それぞれ四国中部周辺及び紀伊水道周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。

これらの深部低周波地震、短期的ゆっくり滑り、及び長期的ゆっくり滑りは、夫々、従来からも繰り返し観測されてきた現象です。

上記結果を総合的に判断すると、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すようなデータは得られておらず、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。

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