地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 4905 '20 7/25
①『本日の地震4回』
25日19時39分 福島県 M4.0 震度3(最大)
25日18時05分 熊本県 M2.9
25日09時17分 宮城県沖 M4.1
25日04時51分 山梨県 M4.0
25日の月齢は4.4、26日の月齢は5.4。
②『本日の最大』
19時39分 福島県 M4.0 震度3
村山情報の東電流の動きと関係あり。
③『Nictイオノ』
赤25個に急減。(稚内-7、国分寺ー3、山川-9、沖縄ー6)。
未精査。
④『7月24日の活動度指数』
黒点数は10
黒点総面積は120
F10.7は69.5
地磁気K指数合計は17、最大4
⑤『続、アリューシャン余震』
7/24 05:53 19 4.3M アラスカ半島
7/24 07:17 33 4.4M アラスカ半島
7/24 11:41 35 4.4M アラスカ半島
7/24 13:24 43 5.0M アラスカ半島
7/24 15:54 29 4.0M アラスカ半島
7/24 17:11 154 4.1M カムチャッカ半島(信号機さん)
⑥『RE関連』
検索ですぐ引き出せるものと造語とがあります。
前者は学術論文等に多く、検索で探せます。
例えば、平行伝導度 、ペダーセン、ホール伝導度、2次元伝導度 は「京都大学大学院地磁気解析センター電離層電気伝導度」にあり、昼間の電離層電気伝導度の高さ分布例が図示されている。
黒、線、青線が夫々、平行、ペダーセン、ホール伝導度を示 略。電気伝導度は場所、時刻、季節、太陽活動度等により変化する。
太陽活動度の変化によるものは大きく、数倍から10倍程度変化する。
略。
電離層電気伝導度のモデル計算
始めに、電離層は概ね地上60~1000kmの高さで、中性粒子が主に太陽紫外線によって荷電粒子 (電子と正イオン) に電離され、地球上空で一番 (自由)電子密度が高い領域である。ここでは電波が反射、吸収、屈折される他、電流が流れ易くなっていて、数日以下の速い地磁気変化を引き起こす電流のうち多くが流れている。オームの法則はほぼ成り立つが、電気伝導度は地磁気の影響で非等方になり、平行、ペダーセンホールの3伝導度が基本的な伝導度として定義される他、場合により2次元伝導度も用いられる。それぞれの意味は以下の通りであり、単位はS/m (=1/(Ωm))、高さ積分されるとSである。
平行伝導度 (Parallel conductivity)
ペダーセン、ホール伝導度よりも大きく、特に電離層上部では数桁以上大きくなる 略。
ペダーセン伝導度 (Pedersen conductivity)
電離層より下の、荷電粒子と中性粒子の衝突が極めて頻繁な領域では平行伝導度と一致する。高さが高くなるにつれて荷電粒子の密度が増大することと中性粒子との衝突が減少するために高さ110-130kmくらいまでは増加するが、略。
ホール伝導度 (Hall conductivity)
電離層のように全体としては中性と見なせる媒質では、正負両荷電粒子のドリフト運動の差がホール伝導度として現れる。高さ90-130kmくらいの領域では、正イオンは中性粒子と頻繁に衝突するためドリフトが妨げられるのに対し電子はより自由にドリフトするためホール伝導度が大きく、向きは磁場の向きから電場の向きへ右ねじを回したときに進む方向となる。略。
2次元伝導度 (Two dimensional conductivity) 略。
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