地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 4577 '19 8/7


①『国土地理院の最新のGPS地殻変動情報』

7月20日までのデータを使用して8月6日に更新。

略。


②『本日の地震3回』

7日23時06分 奄美大島沖 M3.8

7日21時10分 福島県沖 M3.8

7日18時22分 愛媛県 M3.6 震度2


③『南海トラフ地震関連解説情報』

本日(8月7日)の評価検討会で評価した南海トラフ周辺の地殻活動の調査結果は以下のとおり。

現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時(注)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。

(注)南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態です。

1.地震の観測状況

(顕著な地震活動に関係する現象)

南海トラフ周辺では、特に目立った地震活動はありませんでした。

(ゆっくり滑りに関係する現象)

プレート境界付近を震源とする深部低周波地震のうち、主なものは以下のとおりです。

(1)紀伊半島北部から東海:6月23日から7月2日

(2)紀伊半島北部:7月21日から7月29日

(3)東海:8月3日から継続中

(4)紀伊半島中部:8月3日から継続中

2.地殻変動の観測状況

(ゆっくり滑りに関係する現象)

上記(1)から(4)の深部低周波地震(微動)とほぼ同期して、周辺に設置されている複数のひずみ計で僅かな地殻変動を観測しました。

又、周辺の傾斜データでも、僅かな変化が見られています。

2018年春頃から九州北部のGNSS観測で、又、2018年秋頃から四国西部のGNSS観測及び歪観測で観測されている、それまでの傾向とは異なる地殻変動は、2019年6月頃から停滞しているように見えます。

(長期的な地殻変動)

GNSS観測等によると、御前崎、潮岬及び室戸岬の夫々の周辺では長期的な沈降傾向が継続しています。

3.地殻活動の評価

(ゆっくりすべりに関係する現象)

プレート境界深部において発生した短期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。

2018年春頃からの九州北部の地殻変動及び2018年秋頃からの四国西部の地殻変動は、日向灘北部及び豊後水道周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。

この長期的ゆっくり滑りは、2019年6月頃から停滞しているように見えます。

これらの深部低周波地震、短期的ゆっくり滑り、及び長期的ゆっくり滑りは、夫々、従来からも繰り返し観測されてきた現象です。

長期的な地殻変動

御前崎、潮岬及び室戸岬の夫々の周辺で見られる長期的な沈降

傾向はフィリピン海プレートの沈み込みに伴うもので、その傾向に大きな変化はありません。

上記観測結果を総合的に判断すると、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すようなデータは得られておらず、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。


④『村山情報』

早朝、急報あり。地熱変動(2ヶ所)と地電流(2ヶ所)異変の連。

火山性によるものと思われる。

下記と思われる。

7日22時08分に浅間山で噴火が発生し、噴煙は火口縁上1800mを超えた。

火  山:浅間山

日  時:8月7日22時08分(071308UTC)頃 第1報

現  象:噴火

有色噴煙:火口上1800m(海抜14400FT)以上

白色噴煙:


⑤『参考1日の村山情報(抄)』

3回目も異変の連あり。

その後、変動幅が更に、大きくなっている。

ストップしている地下破壊が進行しているのだろう。

特に南は激しく夜、メーターの針が振り切れてしまった。

この動きは近隣の地震発生を意味し新潟は勿論、周辺の長野略。が当てはまる。

≪≪地震発生を意味し≫≫は私が勝手に記入したもので村山氏は地震と断言されていなかった。

独断偏見の断定を深く反省しています。済みませんでした。


⑥『再掲。TEC増大』

TECは、5日、高緯度地域で高い状態。

太陽活動は高まっている。

丸6~7、但し、太陽エネの分、丸1~2を差し引く必要はある。精査する時間があれば改めてもっと正確この地震の予測詳細を発表したい。


⑦『上記関連の臨時情報あり』 

地磁気嵐、放射線帯電子に関する臨時情報(7日 11時00分。

この情報は、国立研究開発法人情報通信研究機構が配信(担当:杉山さん)


【地磁気嵐】8月5日3時UT頃に発生した緩始型地磁気嵐は、6日18時UT頃に終了。この地磁気嵐に伴う地磁気水平成分の最大変化量は約149nTでした。


【放射線帯電子】

静止軌道における2MeV以上の電子の24時間フルエンスが、8月6日19時UTに3.8x10^8[個/cm^2/sr]を超えて、高レベルに達しました。

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