地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 6216 '24 3/16

①『本日の地震5回』

16日 23時49分 京都府 M2.5

16日 14時27分 能登半島沖 M3.1

16日 14時13分 能登半島沖  M2.3 震度2

16日 08時32分 石川県 M2.4

16日 06時34分 熊本県 M3.1

16日の月齢は5.7。


②『本日のNIctイオノ』

赤0(稚内0、国分寺0、山川0、沖縄0)

イオノを見る限り、大地震は起きない。


③『2日間、続いて沖縄に危険な負性嵐』

3/15 20:30から2時間45分

最大 22:15 -3.8MHz 7.4MHz

3/16 20:30 から1時間半

最大 20:45 -8.6MHz 4.5MHz


④『放射線帯電子、TEC』

静穏レベル

⑤『プロトン』

●太陽プロトン速報

GOES-18 衛星の観測によると、3月15日21時00分UTに、10MeV以上のプロトン粒子フラックスが1.0e+01PFUを越えました。

●臨時情報

2024/3/16 07:10 更新

3月15日21時30分UTにプロトン現象が発生、現在も継続中。


⑥『篠原情報( 3/16 12:08 更新)』

太陽風は平均的な状態です。太陽も穏やかです。


⑦『15日の活動度指数』

黒点数 51

黒点総面積 80

F10.7 129.0

地磁気K指数合計11、 最大3


⑧『再掲。M5.8の村山追加情報』

昨朝、地電流は正常値に戻った。その後あまり変動はない。

福島県沖の地震はこれで収まったが…

福島県沖の地震エネは一応収束という形で収まったが割れ残りがいつ「牙」を剥くかわからない。


⑨『今、陽子が強く、地球に降り注いでいる(SWコム)』

黒点AR3599からの陽子(3月14日)は今日、地球上層に降り注いでおり、これにより、極冠吸収イベントが発生した。

北極圏内の短波電波伝搬は、陽子の電離効果によって吸収されている。

極キャップ吸収事象 - 大規模な短波通信ブラックアウト

現在、地球近傍宇宙空間の太陽陽子のレベルはどれくらい?

時折、太陽が地球に超高速の陽子の雲を吹き付ける(太陽陽子イベントと呼ばれる)。

陽子は、磁極付近の地球の磁気圏に侵入することができる。

最大約1,000万電子ボルトのエネルギーを持つ太陽陽子が電離層に衝突し、空気粒子との衝突時に電子を放出し、低高度(D領域とE領域)で電離層の密度を高める。

電波への影響

比較的高い周波数(HF帯)の短波電波は、低高度電離層で増加した粒子に吸収され、無線通信が完全に遮断される。 

これを、極冠吸収(PCA)イベントと呼ぶ。

通常、低高度(D領域またはE領域)の電離層で反射する低周波は、通常よりも低い高度で反射し、伝搬経路を劇的に変化させる。

PCAはどのくらい続く?

PCA現象は、それを引き起こす太陽の磁気擾乱の大きさと場所によっては、何日も続くことがあるため、無線通信に特に壊滅的な打撃を与える。

陽子現象の警告は、発生が予想されるのを知らせる警告と、既に進行中の陽子事象の予想される持続性を警告することの2つの条件の下でSWPCによって発っせられる。

これは太陽活動周期を通して起こりうるが、太陽活動極大期に最も頻繁に起こる。

SPEは、高速コロナ質量放出に起因する。

SPEの間、衛星は高エネルギー粒子による衝撃を劇的に増加させ、10MeV≥エネルギーを持つ粒子のフラックスは、43,500陽子/cm2/sec/sterに達する可能性がある。

磁束が高いほど増加し、更に、これらの高エネ粒子は極電離層にアクセスし、イオン化の強化された領域(「D領域」と呼ばれる)を発生させ、これらの領域でのHF無線通信を妨害する。

高エネ粒子は、太陽活動の開始後、20分から数時間後に地球に到達する。

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