地震二ユース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 5958 '23 6/27

①『本日の地震1回』

27日 03時24分 岐阜県 M2.3

ブロッキングの可能性が大きくなっている。

27日の月齢は8.9。


②『本日のNictイオノ』

赤66(稚内26、国分寺23、山川13、沖縄4)

赤は「北高南低」。非常に珍しいパタ-ン。

通常は「南高北低」。

稚内は26と多い。

国分寺も23と多く、且つ、「たいまつ現象」もあり共に警戒。

沖縄は地放ノイズ、30メガに達するfxあり、これも警戒。


③『稚内電離層擾乱、警戒』

6/27 18:30から15分 5.2MHz 6.7MHz


④『関東赤点灯』

関東は深夜、「赤」点灯中である。


⑤『篠原情報( 6/27 13:47 更新)』

高速の太陽風(500km)が続いています。

磁場強度は5nTと平均的な状態です。

磁場が南寄りで、磁気圏もやや活動的です。


⑥『プロトン、電子、TEC』

プロトン、TECは静穏。

電子のみやや高い。


⑦『26日の活動度指数』

黒点数 164

黒点総面積 720

F10.7 157.7

磁気K指数合計は10、最大2


⑧『地軸の傾きに変化、大量の地下水くみ上げが影響(CNN)』

地下水の採取が地軸の傾きに変化を及ぼしているとの研究結果がこのほど発表された。

人間があまりに大量の地下水をくみ上げたために、地軸の傾きに変化が生じているという研究結果がこのほど発表された。

地下水は人や家畜の飲み水となり、降雨の少ない時には作物の灌漑にも利用される。しかし今回の研究では、10年以上にわたって地下水をくみ上げ続けた結果、地球の回転軸が年間約4.3センチのペースで東の方へ傾いていることが分かった。

この変化は地表でも観測され、世界の海面上昇の一因にもなっている。論文は15日、韓国・ソウル国立大学の研究チームが地球物理学誌に発表した。

地球は南北を結ぶ地軸を中心として、時速約1609キロの速度で回転している。

NASAジェット推進研究所の専門家によると、季節の変化の流れはこの回転軸の角度と関係があり、地質学的な時間の経過に伴う地軸の変動は、世界的規模で気候に影響を及ぼす可能性がある。

地球内部は岩盤とマグマの層が、密度の高い高温の核を取り囲んでいる。しかし最も外側の岩盤層には膨大な量の水も存在する。地下の帯水層と呼ばれる地層には、世界中の河川や湖の水を全て合わせた量の1000倍を超す水が存在すると推定される。

2010年に発表された推計によると、1993~2010年の間に人間がくみ上げた地下水の量は2150ギガトンを超え、ほとんどは北米の西部とインド北西部でくみ上げられていた。もしこの量を海に注いだとすると、海面は約6ミリ上昇する。

2016年に発表された別の研究によれば、2003~15年にかけての地球の回転軸の変化は、氷河や氷床、及び地球に貯蔵された水の質量の変化と関連している可能性がある。

ソウル大学の研究者によると、地球の回転軸は大気圧を含む地球上のあらゆる質量の変化の影響を受ける可能性がある。

しかし気圧の変化による地軸の変動は断続的で、変動してもまた元の位置に戻る。今回の研究では長期的な変化に着目し、特に過去の研究では調査していなかった地下水の影響について調べた。

研究チームは地下水のくみ上げに関する2010年のデータをコンピューターモデルに取り入れて、地表の氷の消失と海面上昇に関する観測データを組み合わせ、回転軸の変化を算出した。

続いて同モデルで算出した地下水の質量の変化をもとに、海面の変動を算定し、地下水のくみ上げによって地軸がどの程度変動しているのかを突き止めた。

今後のモデルでは、地球の自転に関する観測データを使って過去に照準を合わせることもできると研究者は話し、「そのデータは19世紀後半からある」と説明している。この情報があれば、時代をさかのぼって過去100年の気候温暖化に伴う地球の変化をたどることもできる。

今回の研究は、地下水のくみ上げが貴重な資源を枯渇させるだけでなく、意図しない結果を地球規模でもたらしていることを物語る。

「私達はさまざまな形で地球の体系に影響を及ぼしている」「そのことを認識する必要がある」と研究者は話している。

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