地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 5874 '23 4/3
①『本日の地震4回』
3日 21時44分 熊本県 M2.3
3日 14時48分 父島近海 M3.9
3日 10時12分 父島近海 M4.3(最大)
3日 05時39分 石川県 M2.9
海外では下記が発生。
2023年4月3日 03時04分頃
ニューギニア付近 M7.3
3日の月齢は12.3
②『地球の自転軸のぶれが加速…その一因は氷河の溶解(BUSINESS INSIDER JAPAN 提供)』
地球の地軸(地球が自転する際の軸)が地表と接する点は地理極(北極点と南極点)だ。
地軸の傾きは地表の質量配分の影響を受けて変化していて、これに伴って南北の地理極も移動する。
近年の氷河の融解は、この質量配分を変化させており、その影響は地軸の動く方向が変わる程大きいことが、研究で明らかになっている。
1980年以降、地球の地理極(北極点と南極点)は、約4メートル移動してきた。
ここで言う地理極とは、地軸(地球の中央を貫き、自転する際の軸となる目に見えない直線)と、地球の表面が交わる点のことだ。ただし、地理極の地理的な位置は固定されておらず、地軸が動けば、それに伴って地理極も移動する。
2021年3月に発表された研究で、1995年に地軸が急激に移動し始め、これに伴って地理極の移動スピードが上昇し、移動する方向もそれまでと違っていることが判明した。この研究チームによると、こうした変化を引き起こしたのは氷河の融解だという。
氷河の融解が、地球の質量配分に影響
「このような傾向を引き起こした主因は、グリーンランドの氷床をはじめとした世界中の多くの氷河で継続的に起きている質量変化だ」と説明するのは、NASAジェット推進研究所に所属する地球科学者、スレンドラ・アディカリ氏。
同氏は、2021年3月の研究には関与していないが、この現象に関するInsiderの取材に応じてくれた。
数千年分のデータを平均すると、地軸は一定の方向、即ち「ポラリス(Polaris)」とも呼ばれる北極星の方向を指している。しかし、天文学者達はすぐに、地軸が常にこの方向を指しているわけではないことに気がついた。時には、地軸は別の星を指したり、よろめくような動きを見せたりするが、その後また北極星の方を向くようになるという。
科学者の研究で、地球の地理極が太陽の周囲を回る公転面との角度を一定に保ちながらも、よろめくように移動することが判明していると同氏は述べた。
地球自体の内部も、不変ではない。
熱で溶けた状態の核は流動的に移動し、そのエネルギーも変化する。又、表面に近い地殻も、その下にあるマントルなどの影響を受けて縮んだり膨張したりする。
地球を、回っているコマのようなものだと考えてみてほしい。この質量が均等に配分されていれば、コマは左右によろめくことなく、完璧に回り続けるだろう。
だが、質量の一部がどちらかの側に移動すると、コマの重心や回転軸が変化し、回りながら重い側に傾いていく。
質量が、ある場所から別の場所へと移動した際には、地球にも、このコマと同じことが起きる。
時に、地球の「外核」にある液体層(溶けた岩)の配分が変わると、地球全体の質量配分にも変化が及ぶことがある。また、地球表面における水の配分も、大きな役割を果たす。
気候変動によって、地球の南北両極の周辺で大量の氷河が融解し、その結果として、氷が溶けて生まれた水が海に流れ込むと、この水の質量は、これまであった場所とは違う地域に広がっていくことになる。
質量配分におけるこうした変化が、この数十年間に観測されている地理極のずれを引き起こした主因だと前述の2021年の研究は主張している。
③『本日のNictイオノ』
未精査
④『プロトン、TEC、電子』
前2者は静穏、電子のみやや高い。
⑤『篠原情報( 4/ 3 13:09 更新)』
太陽風は、550kmの高速の状態からゆっくりと速度が下がり470kmと平均的な速さに戻りかけています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。
⑥『2日の活動度指数』
黒点数 45
黒点総面積 210
F10 126.9
地磁気K指数合計は15、最大3
⑦『続、トルコの余震』
4/3 03:45 37.92N 36.27E 4.3M トルコ
信号機さん
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