号外

日本地震前兆現象観測ネットワーク 号外 '22 8/10

①『硫黄島沖でマグマ噴火』

“30m水柱”も…硫黄島沖でマグマ噴火か 専門家驚き「非常に珍しい」FNNプライムオンライン(2022/8/10 15:21)

2021年に沖縄をはじめ各地に軽石が漂着して、漁業や観光に影響を及ぼした海底噴火が、硫黄島沖で又、頻発している。

専門家驚き“マグマ噴火”か 1.5mの岩塊も

気象庁によると、7月11日以降、硫黄島から数キロの海域で、小規模な噴火が複数回にわたって確認されている。

防災科学技術研究所の現地調査では、この噴火によって噴出したマグマが急速に冷やされて固まった溶岩とみられる岩塊が海岸に打ち上げられていた。その大きさは、最大1.5メートルにも。

更に、7月31日の午前9時前、小笠原諸島の硫黄島沖で漁師が撮影した海からもくもくと白い水蒸気のようなものがあがる様子が映っていた。

数分置きに海面から、水蒸気みたいなものがぼわっと上がっては、少しして消えていくうのを何回も繰り返しているのが見えた。

そして、この約5時間半後、海面に突如黒い水柱が。その4秒後には、水柱は2倍ほどの高さに。その高さは、20mから30mにまで達したという。

東大地震研・青木陽介 准教授:

ずっと水蒸気噴火みたいなものが多かったので、久しぶりにマグマが出てくるような噴火。今まで殆んどなかった。歴史上なかったと思うので、そういう意味では非常に珍しい。


②『国土地理院、地殻変動情報('22 8/10)』

硫黄島1(水平)

東西 22.78cm

南北 24.4cm

硫黄島2(水平)

東西 16.43cm

南北 58.26cm


③『硫黄島近海がきな臭いので事前警告のバックナンバー」

5453号( '22 2/1)

『国土地理院、地殻変動情報』

硫黄島周辺の地殻変動

「硫黄島1」及び「M硫黄島A」では隆起が、「硫黄島2」では南向きの変動が継続している。

尚、 2021年11月22 日から11月25 日にかけて、「硫黄島1」で2cm 程度の北向きの変動及び5cm 程度の沈降、「M硫黄島A」で1cm 程度の南向きの変動が見られた。


④『再掲、5614号( '22 7/14)』

『本日の最大』

02時50分 硫黄島近海 M4.8

1)GPS地殻変動情報('22 7/10⇒7/14)

硫黄島1(地殻変動(水平)

東西 21.89cm⇒22.05cm

南北 24.5cm⇒24.3cm

硫黄島2(地殻変動(水平)

東西 16.14cm⇒16.34cm

南北 60/47cm⇒60.4cm


⑤『再掲、GPS地殻変動情報('22 2/1)』

「硫黄島1」及び「M硫黄島A」では隆起が、「硫黄島2」では南向きの変動が継続している。

異常な地殻変動続く硫黄島 世界でも類を見ない、1年に1m隆起している。


⑥『本日の地震4回』

10日 18時53分 茨城県沖 M3.4

10日 03時14分 千葉県 M3.3

10日 03時10分 福岡県沖 M2.8

10日 00時48分 岩手県沿岸 M4.1 震度2(最大)

10日の月齢は12.8。

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