地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 5638 '22 8/7

①『本日の地震6回』

7日 23時35分 十勝沖 M3.3

7日 22時45分 和歌山県 M2.6 震度2

7日 22時41分 北海道沖 M5.9 震度3(最大)

7日 16時25分 和歌山県 M2.8 震度2

7日 09時15分 石垣島近海 M4.0

7日 04時15分 熊本県 M1.7

7日の月齢は9.8。


②『本日の最大』

22時41分 北海道沖 M5.9 震度3


③『この前兆』

昨日のイオノ

赤57(稚内41、国分寺12、山川3、沖縄1)

稚内41は警戒級の上の可能性、定パターン(道及び周辺含む北方米露、150時間)。

23時にはfxが実に30メガオーバー。

北海道に現在、強いスポラディックE層が継続発生。

異常伝搬に注意。

臨界周波数が上回ったのは、略。


追加)

警戒級の上の可能性と明記したが幸い警戒級のM5.9でとどまった。その上の危険級のM6に限りなく近づいたのは事実である。

地球エネによる電離層の異変は正確無比であるのは確かなようである。


④『Nictイオノ』

赤47(稚内14、国分寺9、山川2、沖縄12)

関東がおかしい、各自精査されたし。


⑤『篠原情報( 8/ 7 14:19)』

太陽の向こう側でCMEが発生しています。太陽風は平均的な速度に戻っています。


⑥『6日の活動度指数』

黒点数 78

黒点総面積 500

F10.7  116.3

地磁気K指数合計は5、最大1


⑦『南海トラフ地震関連情報(気象庁8月5日)』

最近の南海トラフ周辺の地殻活動

現在のところ、南海トラフ沿いの大地震発生の可能性が平常時(注1)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。

(注1)南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態です。

1.地震の観測状況

(顕著な地震活動に関係する現象)

南海トラフ周辺では、特に目立った地震活動はありませんでした。

(ゆっくり滑りに関係する現象)

プレート境界付近を震源とする深部低周波地震のうち、主なものは

   (1)四国西部:7月7日から13日

   (2)四国西部:7月14日から16日

   (3)四国東部:7月25日から30日

2.地殻変動の観測状況

(ゆっくり滑りに関係する現象)

上記(1)から(3)の深部低周波地震とほぼ同期して、周辺に設置されている複数の歪計で僅かな地殻変動を観測しました。周辺の傾斜データでも、僅かな変化が見られています。

GNSS観測によると2019年春頃から四国中部でそれまでの傾向とは異なる地殻変動が観測されています。又、2020年夏頃から紀伊半島西部・四国東部で観測されている、それまでの傾向とは異なる地殻変動は、2022年春頃に鈍化したまま、現在もその状態が続いているように見えます。加えて、2020年夏頃から九州南部で観測されている、それまでの傾向とは異なる地殻変動は、2021年秋頃から停滞していましたが、2022年春頃からは停滞前の状態に戻りつつあるように見えます。(注2)

(注2)紀伊半島西部・四国東部及び九州南部で観測されている、それまでの傾向とは異なる地殻変動について、解析手法の改良を行い、表現を変更しています。

(長期的な地殻変動)

GNSS観測等によると御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺では長期的沈降傾向が継続しています。

3.地殻活動の評価

(ゆっくり滑りに関係する現象)

上記(1)から(3)の深部低周波地震と地殻変動は、想定震源域のプレート境界深部において発生した短期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。

2019年春頃からの四国中部の地殻変動、2020年夏頃からの紀伊半島西部・四国東部及び九州南部での地殻変動は、それぞれ四国中部周辺、紀伊水道周辺及び日向灘南部のプレート境界深部における長期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。

このうち紀伊水道周辺の長期的ゆっくり滑りは、2022年春頃に鈍化したまま、現在もその状態が続いています。また、日向灘南部の長期的ゆっくり滑りは、2021年秋頃から停滞していましたが、2022年春頃からは停滞前の状態に戻りつつあります。(注3)

これらの深部低周波地震(微動)、短期的ゆっくり滑り、及び長期的ゆっくり滑りは、それぞれ、従来からも繰り返し観測されてきた現象です。

(注3)紀伊水道周辺及び日向灘南部のプレート境界深部における長期的ゆっくり滑りについて、解析手法の改良を行い、表現を変更しています。

(長期的な地殻変動)

 御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺で見られる長期的な沈降傾向はフィリピン海プレートの沈み込みに伴うもので、その傾向に大きな変化はありません。

上記観測結果を総合的に判断すると、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すようなデータは得られておらず、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。

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