地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 4001 '17 10/21


①『本日の地震3回』

21日19時22分 島根県 M2.8

21日13時10分 有明海 M2.8

21日01時45分 胆振地方M3.2 震度2

本日も弱震がたった3回。


②『本日のEs』

小オープン。


③『10mレポ』

10395.JL8ODJ局長(厚岸町) > 1,2,3,4,6,9エリヤ ―FBなQSO有り難うございました、又のQSOよろしくお願いします。 (10/21(土) 20:13 )


注)

この時期 しかも、無黒点で珍しく、全国的にオープンしたようだ。

5エリヤ(四国)、7エリヤ(東北)と交信できなかったのは、10mFMの局数が少なかった為と思われる。


④『川原情報』

山川(鹿児島)

20日 14:30

21日 02:00

無精査。


⑤『活動度指数』

20日、無黒点

同、f10.7は76

同、地磁気K指数合計8、最大は3


⑥『篠原情報(10/21 19:10)』

東端でM1.1の中規模フレアが発生しました。


⑦『沖縄イオノの火山性、マグマ性ノイズ』

相変わらず、旧型機で殆どエラーがなく、観測を続け、正確なイオンや背景ノイズを公開している。

新燃岳噴火は、山川では新型機に切り替わり、性能も向上しノイズフィルターの効果がはっきりと表れている。

本来ならば距離が近い山川で確実な判断が出来るのに残念である。

沖縄イオノを見る限り、その後も火山性ノイズ、マグマ性ノイズが出ており、マグマ性ノイズは強い。


⑧『霧島連山の新燃岳「マグマ関与の噴火」と判断』

火山噴火予知連拡大幹事会(10月19日)

気象庁は19日、新燃岳について、鹿児島地方気象台で火山噴火予知連絡会拡大幹事会を開催し、火山活動について検討した。

新燃岳は11日、山頂火口から噴火。17日未明まで概ね連続的に噴火が続いた。噴煙の高さは14日に2300mに達した。略。

この傾斜変動は、新燃岳の北西数キロの地下深くのマグマ溜りの収縮と、新燃岳付近の僅かな膨張を捉えているという解釈も可能という。

噴火開始後には、低周波の微動や地震の増加もみられ、緩やかな傾斜変動が9日の微動以降、16日頃まで継続した。

これらの事から、同会は「今回の活動はマグマが関与した噴火である」と判断した。

当面、噴火活動は継続すると判断。現在も、地下深くのマグマ溜りにはマグマが蓄積されていると考えられ、今後、多量のマグマが新燃岳直下へ供給されれば、大規模な噴火が発生する可能性もあるとしている。


⑨『噴火前日に沖縄イオノの火山性、マグマ性ノイズ出現について』

九州方面の噴火に関連する沖縄イオノの波形情報を伝えたのは当ブログのみで他は全く気付いていなかった。

噴火してから騒いでも遅い。

噴火予知の研究は喫緊の最重要課題である。

電離層観測と波形分析の専門家が一人でも多くなることを願っている。

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