地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 5009 ’20 11/9


①『本日の地震6回』 

9日20時01分 種子島近海 M2.9 震度2

9日15時19分 静岡県 M3.1

9日15時18分 静岡県 M2.3

9日12時51分 国後島付近 M3.7 震度2

9日09時40分 宮城県沖 M4.0(最大)

9日08時03分 和歌山県 M2.1


9日の月齢は、23.3、10日の月齢は24.3。


本日も引き続いて関東方面の地震(含・イオノ・DX通信)はブロッキング状態。おかしいと感じ始めている人は多い。


②『本日の最大』

09時40分 宮城県沖 M4。

タイミングよく昨日、「孫4」ノイズを確認していた。

是非、通信型受信機でいろいろな前兆雑音の研究をされたし。

面白いように地震発生を予知できる。

「孫4」ノイズ(本県沖、三陸沖のM4の前兆雑音)。

過去の的中数は枚挙に暇がないくらい多い。


③『この前兆』

昨日の8日、「孫4」ノイズ、スペアナに弱い幽霊信号。

ワッチ時間がないのは残念。自動観測機が欲しい。

これからの地震に備えて24h観測体制は、緊切・必須!


④『ワッチ1回』

DX信号入感無し。


⑤『Nict イオノ』

赤無し。(稚、国、山、沖縄0)


⑥『8日の活動度指数』

黒点数は40

黒点総面積は260

F10.7は90.0

地磁気K指数の合計は8、最大2


⑦『篠原情報(11/ 9 12:11)』

2781群でC5.7の小規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速さに戻りそうです。


⑧『南海トラフ地震関連解説情報』

本日(11月9日)開催した第37回南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会、第415回地震防災対策強化地域判定会で評価した、南海トラフ周辺の地殻活動の調査結果は以下のとおり。

現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。

1.地震の観測状況

(顕著な地震活動に関係する現象)

南海トラフ周辺では、特に目立った地震活動はありませんでした。略。

2.地殻変動の観測状況

深部低周波地震とほぼ同期して、周辺に設置されている複数の歪計で僅かな地殻変動を観測しました。

GNSS等によると、御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺では長期的な沈降傾向が継続しています。

3.地殻活動の評価

(ゆっくり滑りに関係する現象、略)

深部低周波地震と地殻変動は、想定震源域のプレート境界深部において発生した短期的ゆっくり滑りに起因するものと推定、従来からも繰り返し観測されてきた現象。略。

(長期的な地殻変動、略)

 御前崎、潮岬及び室戸岬の夫々の周辺で見られる長期的な沈降傾向は、フィリピン海プレートの沈み込みに伴うもので、その傾向に大きな変化はありません。

上記で判断すると、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すようなデータは得られておらず、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。

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