地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 4963 '20 9/23


①『地殻変動情報(9/5)』

硫黄島1

東西 50.34cm

南北 53.39cm


硫黄島2

東西 27.2cm

南北 88.79cm


②『本日の地震2回』

23日16時10分 沖縄近海 M3.6

23日03時17分 福岡県 M2.9


23日の月齢は5.7、24日は6.7。


MKNA情報なし。



③『ワッチ1回のみ』

静穏。


④『Nictイオノ』

赤色9(稚内-1、国分寺ー1、山川-0、沖縄ー7)

未精査。


⑤『沖縄にP嵐(丸4)』

9/23 16:45 - 19:15 2時間半。

最大は、18:30の+5.3MHZ。

foF2(F層臨界周波数)は12.3MHZ。


⑥『篠原情報(9/23 13:04)』 

北東に黒点が現れました。太陽風は低速です。


⑦『台風第12号(<24日9時の予想)』

大分、東にそれて銚子市の南東約230kmにあって北東へ進む。


⑧『富士山の初雪は早かった関連』

TOCANA 情報の続き。

今年から太陽活動が最も低下するサイクルに入っていたことが明らかになった。

今後30年間、太陽活動は停滞し、400年ぶりの“ミニ氷河期”に突入する可能性もあるという。気象ニュース「The Watchers」(9月3日付)によると、学術誌「Temperature」に発表した研究で、英ノーザンブリア大の数学・物理学・電子工学の専門家V・ザーコバ教授が、既に太陽が大極小期に入ったことを示したという。

一般的に太陽の活動は11年周期で変動し活性が最も停滞する時期が太陽活動極小期と呼ばれるが、ザーコバ教授は太陽背景磁場の分析から350年〜400年の大周期が存在することを発見した。その大周期が今年2020年から始まり2053年まで続くという。

最後に大極小期が起こったのは今から400年前の「マウンダー極小期」(1645年~1715年)と呼ばれる期間である。この時、テムズ川やオランダの運河・河川では一冬の間完全に凍結する光景が頻繁に見られ、飢饉が頻繁に発生するようになり(1315年には150万人もの餓死者を記録)、疾病による死者も増加した。

アイスランドの人口は半分に減少し、グリーンランドのヴァイキング植民地は全滅の憂き目に遭った。

日本でも度々飢饉が発生し、これを原因とする農村での一揆の頻発は幕藩体制の崩壊の一因となったといわれている。

同教授によると、マウンダー極小期の際に地球の平均気温が1〜1.5℃低下したように、今後30年間の極小期中にも1℃程度低下するという。

たった1℃と思われるかもしれないが、上述したようにマウンダー極小期では地球規模の大災害に見舞われた。同教授は、今後熱と食糧問題について国際的な協力が必要だと訴えている。

太陽系規模の出来事であるから、人類にこれを回避する手段はない。被害規模を最小に抑える為の対策を講じるより他ないだろう。

ただ、気温の低下には地球温暖化をストップするという有難い副作用もある。そして、気象学者のM・オーウェンズ博士によると、太陽活動停滞による気温低下は地球温暖化によって相殺される為、氷河期は到来しないとも。

同教授の予想とは異なるが、できれば丁度良い塩梅でバランスを取ってくれると、人類としては大変助かる。

いずれにしろマウンダー極小期のような深刻な事態にならないことを心から願いたい。

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