地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 6265 '24 5/5

①『本日の地震4回』

5日 14時52分 京都府 M3.0

5日 14時47分 トカラ列島近海 M1.7

5日 06時54分 岩手県沖 M3.4

5日 01時34分 種子島近海 M3.6 震度2

5日の月齢は24.7。


②『M情報』

地電流(東西方向)は弱まり、指針は10μAくらいが続いている。収斂したのか?軽々に判断は出来ない。

ラジオの雑音がひどくなった。

時々、アナウンサーの声がマスクされる位のノイズになる。

日本海方面、新潟県、隣県、隣々県は警戒(+)。


③『NIctイオノ』

赤11(稚内1、国分寺5、山川1、沖縄4)

国分寺、赤5点灯、関東方面及び周辺(含、遥か沖)は警戒(+)。


④『篠原情報 (5/5 09:53 更新)』

3663黒点群でMクラスのフレアが続いています。太陽風は低速(313Km)になっています。


⑤『臨時情報(Nict 5/5 21:30 更新)』

5日11時54分UTに、活動領域3663(N26W24)でX1.2フレアが発生しました。


⑥『太陽フレアの多さ(S.W.COM)』

黒点AR3663は、過去48時間に複数のXフレアとXに近いフレアを含む、それらとパチパチと音を立てています。

これらのフレアは、地球上で短時間ではあるが深い電波障害を引き起こし、30MHz以下の信号の損失を引き起こしている。

これらは、アマチュア無線家、飛行士、船員が短波を使用して通信する場合に簡単に気付くイベントです。

フレアは今後も続くと予想されます。

AR3663は「ベータ-ガンマ-デルタ」磁場を有しており、混合極性が爆発的な近接性でぶつかり合っています。

NOAAの予報官は、5月5日にMクラスフレアが発生する確率は75%、Xフレアが発生する確率は25%と見積もっています。


⑦『デリンジャー現象』

活動領域3663で発生したM3.2フレアの影響により、5日7時45分に日本各地で弱いデリンジャー現象が発生した。

活動領域3663で発生したM9.0/1Bフレアの影響により、5日8時45分に日本各地で弱いデリンジャー現象が発生した。

活動領域3663で発生したM8.4フレアの影響により、5日10時30分から10時45分にかけて日本各地でデリンジャー現象が発生した。

活動領域3663で発生したX1.3フレアの影響により、5日15時00分に日本各地でデリンジャー現象が発生した。


⑧『NIct デリンジャー現象』

デリンジ

ャー現象は、フレアに伴うX線や紫外線の急増により、地球の電離層のD層で電子密度が増加し、通常はD層を通過する短波帯の電波が吸収されてしまい通信障害を引き起こす。

フレアが発生すると、太陽で発生するX線や紫外線が急増し、電離層のD層の電子密度が増加する。

通常の場合、短波(3 ~ 30 MHz)はD層を通過しF層で反射されるが、これが発生すると電子密度が増大したD層で短波が吸収され、長距離通信が不能となる。

デリンジャー現象は、通常数十分から数時間続くことが多いが、稀に数時間以上も続く場合もある。

高度60-90km程度のD領域で発生し、フレアが主な原因。

この現象は通信に影響を及ぼすため、特に短波通信を利用する場合に注意が必要である。

高い周波数の電波や中波には影響が少ないことにも留意。

対策としては、以下の点に注意することが重要です:

警報の強化: 総務省等がフレアに関する警報制度を創設し、通信や電力、放送等の分野における基準を設け

高い周波数を使用することで、デリンジャー現象の影響を抑えることができる。 又、宇宙天気予報をチェックしてフレア発生予測を把握することも有用である。


⑨『4日の活動度指数』

黒点数 164

黒点総面積 1210

F10.7 166.6

地磁気K指数の合計9 最大2

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