地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 6249 '24 4/19

①『本日の地震10回』

19日 23時28分 福岡県沖 M4.1 震度2(最大)

19日 20時56分 豊後水道 M3.0

19日 20時55分 石川県  M3.1

19日 19時19分 宮城県沖 M3.6

19日 17時20分 奄美大島近海 M3.3

19日 09時33分 茨城県 M3.8 震度2

19日 08時16分 豊後水道 M2.9

19日 04時55分 豊後水道 M3.0

19日 03時06分 豊後水道 M2.9

19日 02時59分 豊後水道 M3.4 震度2

19日の月齢は8.7。


②『浅間山 火山情報 (第32号4月19日16時00分 気象庁)』

山頂火口から概ね2kmの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒。

火山活動の状況

火山性地震の日回数は、15日22回、16日26回、17日33回、18日63回、19日15時までに40回(速報値)。

火山性地震は、昨年(2023年)7月下旬以降、概ね少ない状態で経過しており、山体の西側での膨張を示すと考えられる地殻変動も11月頃から停滞しています。一方、火山ガス(二酸化硫黄)放出量は1日あたり50

0トン前後で推移、火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


③『NIctイオノ』

赤3(稚内0、国分寺0、山川0、沖縄3)

南は警戒。


④『沖縄、P嵐注意』

4/18 20:15から2時間15分

最大22:30 +6.MHz6 17.2MHz

昨日(上記)よりは弱い。

4/19 16:00 から6時間45分

最大 22:15 +4.4MHz 15.4MHz


⑤『篠原情報(4/19 14:51 更新)』

Mクラスの中規模フレアが続いています。太陽風は低速(340Km)です。


⑥『デリンジャー現象』

活動領域3647のM2.1フレアの影響により、19日14時0分に日本各地で弱いデリンジャー現象が発生した。

今後1日間、デリ現象が発生する可能性は30~50%。


⑦『18日の活動度指数』

黒点数 214

黒点総面積 1380

F10. 226.9

地磁気K指数合6 最大2


⑧『大地震前兆現象の仕組み解明=上空の電子変化、予知に期待―京都大(時事通信)』

地震の規模M6以上の大地震発生前に上空で電子の数が変化する現象について京都大の研究グループは19日迄に、プレートや断層の粘土に含まれる水分が地震前の微小な震動で帯電し、上空に電気が伝わることで生じると発表した。

京都大大学院の梅野健教授(数理工学)は「前兆現象の仕組みを科学的に示すことができた。

大地震を予知して警戒を促すシステムの実現が期待できる」と話している。

研究成果は3月、国際学術誌の電子版に掲載された。

東日本大震災や熊本地震、能登半島地震等では、地表から約300キロ上空にある電子が集まる「電離圏」で、発生約1時間前に電子の数に変化が生じる現象が観測されている。しかし、この現象が起きる仕組みは分かっていなかった。

研究グループは、大地震の震源付近の地質調査で、プレートや断層の境界面に粘土が含まれていることに着目。粘土に含まれる水分が地震直前の微小な振動で高温となって帯電し、その後に電気が上空に伝わることで電離圏の電子の数を変化させることを発見した。

簡易な実験で再現し、同様の現象が生じることを確認したという。

⑨『愛媛・高知地震のけが人12人に…気象庁「1週間程度は最大震度6弱程度に注意( 読売新聞)』

17日、豊後水道でM6.6の地震(深さ39キロ)があり、愛媛、高知、大分各県で計12人が怪我をした(読売新聞のまとめ)。

気象庁によると、18日午後9時までに余震とみられる震度1以上の地震が35回観測された。

地震は、南海トラフ地震の想定震源域内で発生した。気象庁は、発生のメカが異なる等として、南海トラフ地震が発生する可能性が急激に高まったとは考えにくいとしている。

気象庁では南海トラフ地震の想定震源域内で発生したが発生メカが異なり、南海トラフ地震が急激に高まったとは考えにくいという。

参考)

昨日の本号特報、 6247号('24 4/17)のアップは翌日の01:20だった。

これは珍記録で最遅時間の発行になった。

何故かくも遅れたのか???

早とちりで、「南海トラフ大地震」の震源付近だとか、「南海トラフ大地震」の前兆の可能性とか等は一切書かなかった。

それは、M6.6が「南海トラフ大地震」の前兆か否かの判断材料を集めるのに時間がかかり、「南海トラフ大地震」とは直接、関係がないと判断出来たのでやっと発行にこぎつけた。

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