地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 6240 '24 4/10

①『本日の地震5回』

10日 15時19分 奄美大島沖 M4.2(最大)

10日 11時45分 能登半島沖 M2.6 震度2

10日 11時39分 沖縄本島近海M3.6

10日 09時03分 石川県 M2.7

10日 03時56分 長野県 M2.2

4/9 05:10 23.43N 143.08E 54 5.0M 小笠原南部(信号機さん)

10日の月齢は29.2。


②『本日のNIctイオノ』

赤8(稚内0、国分寺7、山川1、沖縄0)

関東、臨界周波数は低い。注意。


③『沖縄N嵐警戒』

4/10 16:45 から1時間半

最大16:45 -3.7MHz 11.3MHz


④『プロトン、電子、TEC』

静穏レベル。


⑤『篠原情報( 4/10 03:11 更新)』

太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は穏やかです。


⑥『9日の活動度指数』

黒点数 57

黒点総面積 405

F10.7 124.4

地磁気K指数合14、 最大3


⑦『続、前田知洋氏のEMP攻撃の原理と影響』

EMP攻撃は高度30km以上で核爆発が起こし、爆発により発生したガンマ線が空気分子にぶつかり電子を放出。電磁波を発生させ、電子機器や電力インフラに影響を与える攻撃。

電磁波は、電場と磁場の波で、電波や光も電磁波の一種である。

その電磁波は地上に届くと、電子機器の回路や電力インフラに一瞬(10ns、1/100,000,000秒ほど)の間、過電流を生じさせ、機器を破壊(ショート)させたり、誤動作(ダウン)させる。

影響する範囲は、地表の100~1000km程。

日本列島の長さは約3000km(うち、本州は約1300km)だから、1回のEMP攻撃で、国内の殆んどの場所が影響を受ける可能性がある。

但し、電磁パルスによる人体への直接的な影響はない。

影響をうける恐れのある機器

電力線やコンセントに繋がれた電気/電子機器、航空機や人工衛星、放送機器など。広範囲の機器に影響を与えるため、自然災害に比べて復旧に時間がかかるのが特徴。

ファラデーケージによるシールド

電磁パルスはファラデーケージで防護することができる。

ファラデーケージとは、19世紀の科学者、マイケル・ファラデーが発見した原理による。

構造は意外に単純で、アルミや銅など、導体(電気が通る物)で囲まれた空間で、金網の箱やアルミ蒸着されたビニール袋などが知られています。鉄製の箱であれば、磁場の影響も受けにくいので電磁パルスに有効だ。

ネットでは、EMP攻撃の対策として、大事な個人データ用にアメリカのサーバーを借りた人も居る。

なかには「(EMP対策に)ステンレス製のドラム缶を買った__…」なんて強者もいた。

「非常時はマキでお風呂を沸かせる」のがその理由で、筆者も少し心が動きました(笑)。

無印良品の工具箱。鉄製なので重いが、ファラデーケージにはうってつけ

ファラデーケージに入れるべき機器

筆者がファラデーケージに選んだのは鉄製の工具箱。厚手の鉄板が使われているのがその理由である。

かなり重いが、持ち運ぶわけではないのでOKである。

構造は単純だが、注意点は、外箱と中に入れる電子機器を絶縁すること。箱をアース(接地)することも考えたが、落雷や静電気とは違うので今回は却下した。

筆者がケージに収納するのは、ヘッドマウントタイプの高輝度LED電灯、腕時計、非常用ラジオ、保存用SDカードの4点。

スマホやノートPCは、基地局やインターネットプロバイダなどが長期に復旧しないことを考慮してファラデーケージには入れていない。

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