地震ニュース

日本地震前兆現象観測ネットワーク 5780 '22 12/30

①『本日の地震 5回(23時10分現在)』

30日 23時10分 茨城県 M3.8 震度2

30日 15時45分 紀伊水道M3.4

30日 10時18分 大阪府 M2.7

30日 05時26分 群馬県 M2.2

30日 04時28分 徳島県 M2.6

30日の月齢は7.1。


②『Nictイオノ』

赤2(稚内0、国分寺0、山川1、沖縄1)

未精査。


③『沖縄P嵐警戒』

12/30 12:45 - 21:30 8時間45分

最大17:45 +5.4MHz 14.9MHz


④『プロトン、TEC』

静穏レベル。


⑤『放射線帯電子』

やや高いレベル。


⑥『篠原情報(12/30 10:04 更新)』

Mクラスの中規模フレアが3回発生しました。太陽風は高速になり、磁気圏も活動的です。

太陽風は、420kmと平均的な速度でしたが上昇が始まり現在は520kmと高速の状態に変わっています。

磁場強度は、5nTから6nTに少し上がりグラフの後半で10nTに強まって以降、5〜10nTの間で変化している様です。

太陽風磁場の南北成分は南北にややゆっくりと変化していて-5nTに達する南向きの変化が頻繁に発生しています。

磁気圏の活動は強まってAE指数は500〜1000nTの中規模の変化が続いています。    


⑦『29日の活動度指数』

黒点数 124

黒点総面積 710

F10.7 163

地磁気K指数合計は15、最大4


⑧『宇宙放射線の突然の減少:地球に到達する宇宙線は6年ぶりの低水準に達した(S.W.COM)』

宇宙放射線の突然の減少:地球に到達する宇宙線はちょうど6年ぶりの低水準に達しました。フィンランドのオウルの中性子カウンターは、コロナ質量放出(CME)が地球の磁場に当たった12月26日に突然の減少を記録しました。

CMEは私たちの惑星の近くで銀河宇宙線を一掃し、放射線レベルを突然下げました。研究者達は、20世紀初頭に宇宙線を研究した米物理学者スコット・フォーブッシュにちなんで、これを「フォーブッシュ減少」と呼んでいます。彼は太陽活動と宇宙線の間の陰陽関係に最初に気づいた。一方が上がると、もう一方が下がります。

CMEはこの関係において大きな役割を果たします。太陽嵐の雲には、私たちの惑星から宇宙線を散乱させるのに良い仕事をする絡み合った磁場が含まれています。アストロフィジカルジャーナルの最近の論文では、過去2つの太陽周期を調べ、CMEの毎日の割合を地球近くの宇宙線の強さと比較、このプロットは結果を示しています。

宇宙線が地球の大気に当たると、それらは地球の表面に降り注ぐ二次粒子のスプレーを生成します。これらの粒子の中には中性子があります。フィンランドのオウルにあるソダンキラ地球物理観測所の研究者は、1964年以来毎日中性子を数えており、ほぼ60年間、宇宙線の比類のない記録を提供しています。

中性子数は現在、2016年以来の最低レベルにあります。これは、サイクル25が力を増している兆候で、現在の傾向が続けば、宇宙線レベルは今後数年間で更に急落し、おそらく太陽周期24よりも更に低くなるでしょう(略)。

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