地震ニュース
日本地震前兆現象観測ネットワーク 5248 '21 7/7
①『本日の地震3回』
7日 22時41分 埼玉県 M3.3
7日 10時51分 釧路地方 M3.9 震度2
7日 05時58分 奄美大島沖 M4.3(最大)
7日の月齢は27.0、8日の月齢は28.0。
②『本日の最大,』
奄美大島沖 M4.3。
③『再掲、この前兆』
沖縄に7/3 17:45の-4.5メガの危険なN嵐が出現。
勿論、120時間内=8日迄、注意警戒。
④『南海トラフ地震関連情報』
本日(7月7日)開催した第45回南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会、第423回地震防災対策強化地域判定会で評価した、南海トラフ周辺の地殻活動の調査結果は以下のとおりです。
現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時(注)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。
(注)南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態です。
1.地震の観測状況
(顕著な地震活動に関係する現象)
南海トラフ周辺では、特に目立った地震活動はありませんでした。
(ゆっくり滑りに関係する現象)
プレート境界付近を震源とする深部低周波地震のうち、主なものは以下のとおりです。
(1)四国西部:6月4日から6日
2.地殻変動の観測状況
(ゆっくり滑りに関係する現象)
上記(1)の深部低周波地震とほぼ同期して、周辺に設置されている歪計で僅かな地殻変動を観測しました。
GNSS観測によると、2019年春頃から四国中部でそれまでの傾向とは異なる地殻変動が観測されています。又、2020年夏頃から紀伊半島西部・四国東部及び九州南部で観測されている、それまでの傾向とは異なる地殻変動は、いずれも最近は鈍化しているように見えます。
(長期的な地殻変動)
GNSS観測等によると、御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺では長期的な沈降傾向が継続しています。
3.地殻活動の評価
(ゆっくり滑りに関係する現象)
上記(1)の深部低周波地震と地殻変動は、想定震源域のプレート境界深部において発生した短期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。
2019年春頃からの四国中部の地殻変動、2020年夏頃からの紀伊半島西部・四国東部及び九州南部での地殻変動は、それぞれ四国中部周辺、紀伊水道周辺及び日向灘南部のプレート境界深部における長期的ゆっくり滑りに起因するものと推定しています。このうち、紀伊水道周辺及び日向灘南部の長期的ゆっくり滑りは、最近は鈍化しています。
これらの深部低周波地震、短期的ゆっくり滑り、及び長期的ゆっくり滑りは、それぞれ、従来からも繰り返し観測されてきた現象です。
(長期的な地殻変動)
御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺で見られる長期的な沈降傾向はフィリピン海プレートの沈み込みに伴うもので、その傾向に大きな変化はありません。
上記観測結果を総合的に判断すると、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すようなデータは得られておらず、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。
⑤『Nictイオノ』
赤69(稚内10、国分寺12、山川27、沖縄20)
未精査。
⑥『篠原情報(7/ 7 12:27)』
太陽風は平均的な速さに(380Km)近付いています。
6月の黒点相対数は 25.4 でした。
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